石川県小松市で気密測定 2025/02/12

稜です。

2025年2月12日は石川県小松市で

㈱北製材所 ウィッシュホームさまの

現場の気密測定を行いました。

 

中に上がります。

屋根の断熱はウレタン吹き付け

断熱となっています。

壁の断熱材はセルロースファイバー。

充填する前の状態です。

 

面材と柱などとの取り合いを

丁寧にコーキングで処理しています。

さらに外壁側の面材のジョイントでも

テープを貼って気密処理してあります。

 

内外二重の気密処理が施されて

いるという訳ですね。

筋交いの取り合いなども

このようにコーキングを厚く

広めに打って処理してあります。

サッシはYKK APW330。

樹脂ペアガラス仕様ですね。

サッシ周りはコーキングとテープを

使って気密処理してありますね。

 

テープが隅に食い込んでいるのが

分かりますでしょうか?

 

こうする事でテープが浮きづらく、

気密が長持ちします。

細かいですが、大切な処理です。

配管や配線の貫通部です。

とても厚く丁寧にコーキングを

打って気密処理してあります。

 

コーキングが厚くなるほど、

経年劣化や振動による亀裂の発生や

剥離を起こす可能性が下がります。

 

厚く打つ分、費用はかさみますが、

それに見合う価値はあると思います。

現場は基礎断熱となっています。

 

基礎を貫通しているスリーブ管の

貫通部は周りにウレタンを吹き付けて

気密を確保しています。

 

スリーブ自体もテープで目張りして

いるため問題ありません。

それでは早速測定を始めます。

気になる結果は…

C値=0.059cm2/m2の

ウルトラ気密です。

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

この結果に、

立ち合いされた監督さんは

満足されたご様子でした。

 

素晴らしい気密ですね。

内外二重の気密処理や分厚いコーキング処理、

そしてこのレベルの高気密住宅を何度も建てて

培った経験や技術があるからこそ

これだけ安定して良い気密を出せるのでしょう。

 

完成時の気密測定も楽しみです。

気密測定

Posted by fok-rs