石川県羽咋郡で気密測定 2025/04/25

おはようございます
健太郎です。

4月25日は 石川県羽咋郡で
Hamamoto建築研究室さまの現場の
気密測定を行いました。

現場の目はすぐ海。

すごく景色が良いところです。

屋根の断熱材は ネオマフォーム100mm + グラスウール。

壁は グラスウール。

床は ネオマフォーム100mmの仕様。

壁の断熱材は充填前になります。

面材は NOVOPAN(ノボパン)。

外壁側の面材の取り合いは

気密テープが施工されていました。

室内側の面材と柱・間柱の

取り合いにはコーキング。

木材同士の接合部にも

コーキングが施工されていました。

かなり太く施工されており

コーキングの押さえも

しっかり効いてそう。

サッシは エクセルシャノンの

樹脂トリプルガラス。

窓から海が見えるなぁ。

窓周りは コーキングを

充填してから 気密テープが

施工されていました。

天井のネオマフォームの

取り合いもコーキング。

勾配天井の壁側は鋭角な三角形で

コーキングが施工しにくい。

 

それでも丁寧な施工で

押さえをしっかり効かせてました。

剛床の取り合いは見えにくいですが

気密テープ(透明)が施工されてます。

柱周り、筋交いまわりは

コーキングが充填されていました。

ここはユニットバスまわり。

土台とネオマフォームの

取り合いは ウレタンを充填してから

隙間にコーキングが打たれています。

 

絶対漏気させないという

熱い思いが伝わってくる施工。

玄関土間まわりも

基本コーキングで

気密施工。

基礎と土台の間の

気密パッキンが埋まるくらいに

コーキングが施工されてます。

 

基礎の立ち上がり部分は

伝い漏れしやすい。

そこにもコーキングを充填。

それでは 測定します。

気になる気密測定の結果は ...。

C値 = 0.10cm2/m2 の超高気密でした。

それでは C値改善(隙間埋め作業)を

開始します。

掃き出し窓からの漏気量が

すこし多い模様。

サッシのパッキンが

当たるようにサッシを

閉め直ししました。

玄関ドア上の鋭角となる

部分にしっかりコーキングを

充填しました。

窓周りの柱と薄い建材の

取り合いから漏気がある模様。

コーキングが打ってありましたが…。

 

上から気密テープを貼って

押さえました。

比較的、穏やかな天候でしたが

たまに海からの風が邪魔をします。

 

風が収まったところで再測定。

気になるC値改善後の結果は ...。

C値 = 0.054cm2/m2 の超々高気密でした。

 

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

測定結果に 濱本代表と大工さんは

笑顔でピースサイン。

 

今回のC値改善により

αA(家全体の隙間面積)は

8cm2 → 4cm2 と

4cm2 の隙間が埋まりました。

 

n値(隙間特性値 範囲1~2)は

1.62 → 1.04 と隙間風が入り難い

特性に大きく改善。

コンパクトな平屋の現場。

家中の隙間を集めても

2×2cmしかない 強烈な気密レベル。

 

エアコンをゆるゆると弱運転で

1年を通し快適に過ごせると思います。

気密測定

Posted by fok-rs