石川県七尾市で気密測定 2025/05/07

おはようございます
健太郎です。

5月7日は 石川県七尾市で
㈱セブンワークスさまの現場の
気密測定を行いました。

玄関ポーチがアーチ型に

なっていました。

セブンワークスさまでは

定番になりつつあります。

この現場の断熱材は 屋根・壁ともに

セルロースファイバー。

断熱材 充填前の測定になります。

耐震性能を上げているため

筋交いが多い印象。

もう見えませんが面材はダイライト。
ダイライトのジョイントは
気密テープで気密処理。

 

その上から デュポンの

タイベック ドレインラップを施工してから

EPS(ビーズ法ポリスチレンフォーム)

を貼った 付加断熱仕様。

剛床のジョイント、柱周りは
ユラソール(気密テープ)で
気密処理されていました。

柱の立ち上がり部分は

気密テープで気密施工。

床を貫通した電線は

まわりに気密テープを貼ってから

その中にウレタンを充填した施工。

サッシは YKKの APW430。

樹脂トリプルガラス。

サッシ周りは気密テープに

より気密処理。

玄関土間まわりは

土台と基礎間の基礎パッキン、

土間の断熱材を覆うように

ユラソールで気密施工。

2階の窓から緑が

見えますね。

屋根の気密は 屋根側で

合板のジョイント部分に

気密テープが施工されています。

室内側からは入隅に

コーキングを充填。

それでは 測定します。

気になる気密測定の結果は ...。

C値 = 0.074cm2/m2 の超々高気密でした。

 

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

では C値改善(隙間埋め作業)を

開始します。

 

七山社長と大工さんが

漏気をチェックされてます。

これはエアコンの先行配管。

スリーブの中外から

コーキングが入っており

漏気なし。

漏気が多い玄関土間まわり。

ユラソールが効いており

ここも漏気なし。

ここはユニットバスまわり。

漏気は貼りませんでしたが

入隅の縦ラインに気密テープが

なかったため 貼りました。

排水配管の周りから

漏気あり。

ウレタンを充填して

漏気を止めました。

ユニットバスに繋がる

基礎の貫通部。

 

室内側から気密処理されて

いましたが外からもウレタンで

攻めてもらいました。

最後は 定番の梁のスリット。

大工さんには「漏気はまったく感じない」と

言われましたが ほんの少しだけ

冷気的なモノを感じる。

スリットを塞ぐように

気密テープを貼って

さえました。

スリットは4カ所ありましたが

かなり微量な漏気だったと

思われます。

 

それでは再測定します。

気になるC値改善後の結果は ...。

C値 = 0.065cm2/m2 の超々高気密でした。

 

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

C値改善を頑張られた

七山社長は Goodポーズ。

 

今回のC値改善により

αA(家全体の隙間面積)は

8cm2 → 7cm2 と

1cm2の隙間が埋まりました。

 

n値(隙間特性値 範囲1~2)は

1.00 → 1.02 とほんのわずかながらゲイン。

これは誤差の範囲で隙間風が入り難い

最高値だと言えるでしょう。

スタートから かなり攻めた

良い値でしたが、C値改善で

さらに詰めてフィニッシュ。

 

完成気密がどう着地するのか

とても楽しみであります(^^♪

気密測定

Posted by fok-rs