石川県金沢市で気密測定 2025/07/08

おはようございます
健太郎です。

7月8日は 石川県金沢市で
ハンズスタイル㈱さまの現場の
気密測定を行いました。

気密シート貼りの仕様です。

断熱材は 天井が サーモウール(羊毛)。
壁の断熱材は パワーマックス。

それらの断熱材をイゾベール・バリオ
エクストラセーフ(可変透湿性気密シート)に充填。

リビングは吹き抜けがある

勾配天井の設計。

 

2階の一画になにやら

浮いた部屋がありますね。

階段の途中で繋がる

部屋はヌックでしょうか。

 

最近のハンズスタイルさまの

設計では積極的に取り入れられてます。

サッシは YKKの APW430と

APW330が 採用されていました。

サッシ周りは 気密テープに

より気密施工されてます。

掃き出し窓の奥に

中庭が見えました。

 

目隠しの塀が高いため

人目が気になりません。

それでいて 中庭で

BBQができますね。

測定前にチェックしていきます。

玄関ドアの両脇の

隙間が気になる。

これは絶対漏気するヤツです。

廣澤代表にウレタンを

たっぷり入れてもらいました。

玄関の上がり框の部分。

 

土台と基礎の取り合いの

気密パッキンを覆うように

気密テープを貼りました。

ユニットバスまわりは

どうかな?

基礎貫通部の排水配管

まわりから漏気あり。

ウレタンを入れました。

それでは 測定します。

気になる気密測定の結果は ...。

C値 = 0.15cm2/m2 の超高気密でした。

 

表示は四捨五入により0.2cm2/m2。

では、C値改善(隙間埋め作業)を

開始します。

 

まずは玄関ドアの

電子錠の配線まわり。

 

気密テープで処理されて

いましたが配線まわりに

ウレタンを入れました。

電気の引き込み配管の

気密処理がなかったので

ウレタンを充填。

 

実は外側から気密テープで

処理されていたようです。

まぁダブルの気密処理の方が

安心なので良しです。

気密シートを貫通する

PF管周りにウレタンを充填。

梁のスリット部分に

ウレタンを充填。

ここは結露防止の対策です。

家の外周部となる

天井と梁の取り合いに

ウレタンが吹かれてます。

約2mくらいウレタンの

入っていない箇所あり。

ウレタンを丁寧に充填しました。

最後は 下屋部分。

気密シートが貼られた場所は

外扱いのエリア。

 

梁と天井に取り合いから

矢印のように伝い漏れを

感じました。

取り合いにウレタンを

入れて気密施工。

このような箇所が2カ所ほど

ありました。

 

それでは 再測定します。

気になるC値改善後の

結果はいかに ...。

C値 = 0.13cm2/m2 の超高気密でした。

 

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

C値改善をがんばられた

廣澤代表は ほっとして

測定結果を確認されていました。

 

今回のC値改善により

αA(家全体の隙間面積)は

18cm2 → 16cm2 と

2cm2 の隙間が埋まりました。

 

n値(隙間特性値 範囲1~2)は

1.26 → 1.23 と隙間風が入り難い

特性に変化。

測定前にかなり隙間埋めを

行ったため 改善量は少なく

なりましたが 良い結果で着地。

 

気密シート貼りの仕様で

0.1を出すのはホント大変です。

このまま完成も良い気密で

迎えたいですね(^^♪

気密測定

Posted by fok-rs