富山県射水市で気密測定 2025/08/19

おはようございます
健太郎です。

8月19日は 富山県射水市で
㈱赤井建設さまの現場の
気密測定を行いました。

パネル工法の現場です。

壁の断熱材は ネオマフォーム。

屋根の断熱材は

ウレタン吹付断熱。

ネオマフォームの取り合いは

ウレタンで気密施工。

このパネル

梁や土台、柱の側面に

コーキングを充填してから

取り付けられているようです。

サッシは YKKの APW330。

樹脂ペアガラス。

 

掃き出し窓は4枚採用と

すこし気密的には不利。

その分、開放的で室内が

とても明るかったです。

サッシ周りはコーキングにより

気密施工されています。

換気システムは 第3種セントラル

換気のルフロ。

気になる 気密測定の

結果はいかに ...。

C値 = 0.25cm2/m2 の超高気密でした。

 

表示は四捨五入により0.3cm2/m2。

それでは C値改善(隙間埋め作業)を

開始します。

 

まずは掃き出し窓をチェック。

4枚の掃き出し窓のうち

3枚から少し多めの漏気がありました。

 

パッキンの当たりが良くなるように

サッシの閉め直しを行いましたが そこまで改善せず。

のちにサッシ調整をして頂きます。

床と柱の取り合いの

切り欠きが気になります。

定番の改善ポイント。

矢印のように柱とパネルの

隙間から漏気を感じる。

伝って漏れるので

隙間をすべて塞ぐように

ウレタンを充填。

監督さんは コーキング

隙間に充填してから

ヘラを使って押さえ

隙間をつぶしていました。

そんな感じで 家の外周部を

すべて攻めました。

梁から上のパネルの

取り合いから漏気を感じる。

見た目には 屋根のウレタンが

少しかかっていて大丈夫そうに見えます。

しかし漏気がある箇所が

そこそこ見つかりました。

パネルの下端を中心に

ウレタンを充填して

漏気を止めていきます。.

施工エリアが広いので

汗ダクダクになりながら

漏気を止めて回りました。

 

それでは再測定します。

気になるC値改善後の結果は ...。

C値 = 0.20cm2m/m2 の超高気密でした。

C値改善を頑張った監督さんは

測定結果にほっとされていました。

 

今回の改善により

αA(家全体の隙間面積)は

31cm2 → 24cm2 と

7cm2 の隙間が埋まりました。

 

n値(隙間測定値 範囲1~2)は

1.33 → 1.23 と隙間風が入り難い

特性に大きく改善。

前回の測定では 2時間がんばった割に

2cm2の改善と悔しい思いをしてましたが

今回は1時間半で 7cm2 の改善。

 

掃き出し窓4枚採用で

0.2フラットは かなり良いと

思います(^^♪

気密測定

Posted by fok-rs