石川県小松市で気密測定 2025/08/23

おはようございます
健太郎です。

8月23日は 石川県小松市で
㈱コンセプト建築設計さまの
現場の気密測定を行いました。

断熱材は 屋根・壁ともに
アイシネンのウレタン吹付断熱。

家の外側は ネオマフォームを

貼った付加断熱仕様。

 

外貼り断熱は熱橋対策になるので

予算に都合が付く方にはお勧めです。

ここは2階です。

木材が積んである部分や

手前の合板を重ねたエリアは

吹き抜けになる設計。

リビングから見える中庭。

カーテンを閉めず

中庭を見ながら開放的に

生活が送れるのはいいですね。

 

サッシは YKKのAPW430。

樹脂トリプルガラス。

サッシ周りは 気密テープにより

気密施工されていました。

剛床のジョイント

柱の立ち上がりにも

気密テープ。

和室のエリアは

畳分の高さ分

床が下がってます。

 

その取り合いには

コーキングが入っていました。

部屋の入隅となる

部分には

気密テープをL字に施工。

木材同士の隙間を塞ぐ処置です。

天井下地から上は

ボードを貼らないため

梁が隠れるほどモリモリに

ウレタンが吹かれていました。

 

天井に掛かるように

ウレタンが吹かれているのも

良い仕事です。(天井と梁の隙間を埋める)

玄関土間まわりは

基礎と土台の取り合いは ブチルテープ。

土台と柱・間柱の取り合いは 気密テープ。

基礎の立ち上がりには コーキングと

適材適所に気密材が使われています。

玄関ドアの下端。

ドア枠の取り合いにコーキング。

モルタルの繋ぎ目にも

コーキングが入っていました。

それでは 測定前に

減圧して漏気チェック。

ユニットバス下の

断熱の取り合いから

僅かな漏気あり。

ウレタンを充填しました。

監督さんとお施主様さまが

排水管周りをチェック。

ここも微細な漏気が

あったためウレタンを

入れました。

玄関土間の入隅から

漏気を感じたので

コーキングを充填。

玄関ドアと基礎の取り合いにも

漏気があったため

コーキングを入れました。

それでは 測定します。

気になる気密測定の

結果は いかに ...。

でました。
C値 = 0.0cm2/m2 !!! (0.05cm2/m2未満)
 
正確には…
C値 = 0.028cm2/m2 の超々高気密でした。

測定に立ち会いされた

お施主様ファミリーは測定結果を

とても喜ばれていました。

家全体の隙間面積 = 5cm2。(2 × 2.5cm2)

隙間特性値 = 1.05。(範囲1~2、最高値1.00)

 

とてつもない気密スペック。

付加断熱相まって 断熱力も高いため

真冬でも暖かく過ごせると思います。

新生活が楽しみですね(^^♪

気密測定

Posted by fok-rs