富山県砺波市で気密測定 2025/10/22

おはようございます
健太郎です。

10月22日は 富山県砺波市で
㈱三次元アーキテクツさまの現場の
気密測定を行いました。

断熱材は 屋根・壁・床ともに

ウレタン吹付断熱。

リビングは 勾配天井の仕様。

解放感のある大きな空間でした。

大屋根の小屋裏空間は

ロフトになる模様。

サッシは YKKのAPW430。

樹脂トリプルガラス。

 

サッシ枠の周りはウレタンに

より気密施工されています。

 

早速測定を開始します。

気になる気密測定の結果は …。

C値 = 0.17cm2/m2 の超高気密でした。

 

表示は四捨五入により0.2cm2/m2。

それでは C値改善(隙間埋め作業)を

開始します。

 

まずは玄関ドアまわり。

ドア枠の取り合いから漏気あり。

 

ウレタン吹付業者の

ダンテクノコーポレーションさんが

C値改善を手伝ってくれてます。

玄関ドアの下端からも

漏気を感じる。

ウレタンを充填しました。

換気のスリーブまわりの

隙間があやしい。

隙間にウレタンを入れました。

松井代表がエアコンの

ドレン配管の周りに

ウレタンを充填。

土台と剛床の取り合いにも

ウレタンを入れました。

小屋束と梁の取り合いがあやしい。

漏気チェックしましたが

漏れはありませんでした。

床は既にフローリングが

施工されていたので

間仕切り壁の中を攻めます。 

柱の隙間にウレタンを充填。

剛床のジョイントにも

ウレタンを入れました。

矢印のように間柱の

隙間から漏気を感じます。

隙間にねじ込むように

ウレタンを充填。

松井代表も木材同士の

隙間にウレタンを

入れられています。

木材同士の隙間は

漏気してなさそうなので

スルーされることが多い。

 

でも測定器で減圧してチェックすると

隙間を伝って漏気していることが

思った以上にあります。

2時間くらい攻めたでしょうか。

それでは再測定します。

気になるC値改善後の結果は …。

C値 = 0.14cm2/m2 の超高気密でした。

 

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

C値改善をがんばった

松井代表は 測定結果に

ほっとされていました。

 

今回のC値改善により

αA(家全体の隙間面積)は

28cm2 → 23cm2 と

5cm2 の隙間が埋まりました。

 

n値(隙間特性値 範囲1~2)は

1.50 → 1.30 と隙間風が入り難い

特性に大きく改善。

最初からすでに良い気密でしたが

さらに細かなところを埋めて

0.1cm2/m2に達しました。

 

n値が 1.50 →1.30と

隙間風が入り難くなったところも

大きなポイント。

お施主さまには長い間

快適に過ごしてもらいたいので。

気密測定

Posted by fok-rs