石川県白山市で気密測定 2025/12/03

おはようございます
健太郎です。

12月3日は 石川県白山市で
㈱山下工務店さまの現場の
気密測定を行いました。

断熱材は 屋根・壁ともに

ウレタン吹付断熱。

スキップフロアの

設計のようです。

1階のリビングでしょうか。

床が1段下がっています。

 

下がった床は漏気する

可能性が高いのですが…

減圧して漏気チェック。

ウレタンの気密施工が

効いており問題なし。

サッシは YKKのAPW430。

樹脂トリプルガラス。

サッシ周りは 気密テープに

より気密施工されていました。

目線を上に向けると

梁の側面にウレタンが

吹かれています。

 

これは羽子板ボルトなど

金物が結露させないための

処置です。

1階の天井と梁の取り合いに

ウレタンが入っています。

 

合板と梁の間を伝う

漏気を止めるワザです。

これは効きますので

絶対おススメ。

床の気密は剛床の下の

大引きと断熱材の取り合いに

気密テープを貼っています。

 

柱や筋交い周りには

ウレタンが充填されていました。

家の外周部の筋交いの

隙間にもウレタン。

 

大きな隙間は漏気する

可能性が高いので

埋めた方が良いです。

いつもお勧めしている

床と柱の取り合いにも

ウレタンが充填されてました。

ここは玄関土間まわり。

基礎と断熱材の取り合い、

基礎パッキンの入隅に

ウレタンが入っています。

玄関土間の下は砕石で

埋まっている仕様が多い。

 

その砕石の隙間を通じて

漏気することがあるので

このような処置が有効です。

測定前に間柱の隙間に

ウレタンを充填。

木材同士の隙間に

気密テープを塗布。

一見、地味に見える処置が

少しずつ気密に効いてきます。

それでは測定します。

気になる気密測定の結果は …。

C値 = 0.11cm2/m2 の超高気密でした。

 

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

気密施工をがんばった監督さんは

測定結果にほっとされていました。

 

αA(家全体の隙間面積)= 14cm2。

n値(隙間特性値 範囲1~2)=1.27。 

隙間も少なく、隙間風も入り難い

気密スペックです。

気密的には不利な現場でしたが

結果はかなり良い値。

 

吹き抜け空間が大きい

スキップフロアでしたが

温度差が少ない

快適な家になると思います(^^♪

気密測定

Posted by fok-rs