石川県かほく市で気密測定 2026/03/16

稜です。

2026年3月16日は石川県かほく市で

ハンズスタイル㈱さまの現場の

気密測定を行いました。

中に上がります。

天井の断熱材はウールブレス、

壁の断熱材はパワーマックスです。

 

イゾベール・バリオ エクストラセーフ

という可変透湿性気密シートを貼って、

その取り合いにテープを貼ることで

気密を確保しています。

サッシはYKK APW330。

樹脂ペアガラス仕様です。

サッシ周りは取り合いにテープを

貼って気密処理を施しています。

現場は床断熱となっており、

排水管の床貫通部や柱周りは

それぞれコーキングやウレタンを

使い分けて気密処理してあります。

 

隙間が大き目な柱周りは効率的に

処理を施せるウレタンを使っており、

排水管などの貫通部は隙間が少ないため

隙間を埋めるだけでなく付近の表面に

かけることで気密性と強度を高められる

コーキングで処理を施してします。

処理が施しづらい筋交い周りは

ウレタンで処理を施しています。

 

ウレタンは大きく開いた隙間や

処理のしづらい狭い箇所などを

埋める時にとても便利です。

こちらは天井側の筋交いの取り合い。

 

天井の気密シートの繋がっているため

何もしなければ伝い漏れを起こして

しまう箇所となっています。

 

見ての通り、鋭角で狭くなっており

テープで綺麗に処理するのが難しい為、

ウレタンを隙間に詰めて処理を施しています。

お風呂周りの気密処理です。

 

ボード状断熱材の取り合いはテープで、

排水管などの貫通部はウレタンで

気密処理してある状態ですね。

まず最初に気になったのは、

排水管の支柱付近にウレタンを

吹き付けてある箇所です。

 

支柱を立てるために断熱材を切り取り、

空いた隙間をウレタンで埋める。

 

これはとても良い処理なのですが、

断熱材を切り取る際に入った切り込みまで

しっかりと処理しなければ伝い漏れが

発生してしまうんですよね。

この場合、テープでもなんでも

処理出来ればいいのですが、

切り込みの隙間の開き方からして

ウレタンでも処理出来そうでしたので

なるべく奥の方まで詰まるように

意識しながらウレタンを吹き付けました。

 

表面にフタをするだけではなく、

中の隙間まで埋めるのがコツです。

写真がボケてしまっていますが、

配管貫通部やその下部の断熱材の

取り合いに隙間が空いていたので、

こちらもウレタンを使って処理しました。

 

綺麗に処理したつもりでも、

こういった低所は死角になりやすく

隙間を見逃してしまう事が多いので、

視点を変えて確認するのも大事です。

またまた写真がボケていますが、

お風呂の断熱材の外周部に貼った

テープが一部浮いてしまっており、

漏気を起こしていました。

ボード状断熱材の断面は粉っぽく

テープが貼り付きづらい上に、

凸凹があるとテープが浮きやすい。

 

なるべく綺麗に貼りやすい箇所まで

テープを書けるように処理するか、

断面を良く掃ってから凸凹の形状に

沿うようにテープを貼るようにすれば

気密を確保しやすいと思います。

 

漏気しないように追加でテープを

貼って処理を施しました。

最後に玄関ドア下端から漏気があった

ので、ウレタンで隙間を埋めています。

 

玄関土間周りは後の工程で

モルタルやタイルで埋まるから

今漏気していても問題は無いと

思っている方もいるでしょう。

 

しかし、竣工後の気密測定の際に

タイルの付近から漏気を起こしている

ケースを何度も確認しているので、

なるべく漏気している箇所は処理できる

うちに処理しておくことをおススメします。

(※ハンズスタイル㈱さまの現場で

漏気が発生していた訳ではありません。

また、漏気を起こすか否かは位置によります。)

それでは測定を始めます。

気になる結果は…

C値=0.22cm2/m2の超高気密です。

表示は四捨五入により0.2cm2/m2。

この結果に、立ち会いされた

ハンズスタイル㈱の廣澤社長(左)や

監督さんは納得されたご様子でした。

 

お風呂周りや玄関土間周りなどを

気密処理した事もあってか、

とても良い気密となっています。

 

n値 (隙間特性値 範囲1~2)も

1.15 と良い数値になっています。

 

しかし、これだけ良い気密なのは

元から大工さんが丁寧な気密施工を

して下さっていたからこそでしょう。

 

竣工時の測定が今から楽しみです。

気密測定

Posted by fok-rs