石川県小松市で気密測定 2023/04/10

おはようございます
健太郎です。

4月10日は 石川県小松市で
㈱セブンワークスさまの現場の
気密測定を行いました。

ガレージ側からの景色。

住居側に大きなフィックス窓。

ガレージは2台余裕で停められるサイズ。

室内側からの景色。

愛車を眺めながら生活できる

住まいです。 超羨ましい(^^♪

断熱材は 屋根・壁ともに

セルロースファイバー。

面材はダイライト。

 

面材のジョイント部分(外側)は

気密テープを貼って気密処理してある模様。

今回は 断熱材充填前の測定になります。

室内側は …

入隅、柱と天井の取り合い部分、

電気配線まわりにウレタンが充填。

サッシはYKKのAPW430。

樹脂トリプルガラス。

サッシ周りは気密テープにより

気密処理されていました。

剛床のジョイントは

ユラソール(気密テープ)で

気密処理。

柱周りにはコーキングが

入っていました。

ユニットバスの下は基礎断熱仕様。

土台と断熱材の取り合いは

ユラソールで気密処理。

断熱材を貫く、配管周りは

ウレタンにより気密処理。

玄関土間まわりは

基礎や断熱材(スタイロフォーム)が

隠れるようにユラソールを貼って気密処理。

それでは測定します。

気になる気密測定の結果は...。

 

C値 = 0.16cm2/m2 の超高気密でした。

 

表示は四捨五入により0.2cm2/m2。

それでは C値改善(隙間埋め作業)を

開始します。

 

24時間換気のプレート(固定用)の

下端のみ 気密テープが

貼られていませんでした。

こちらはレンジフード用のスリーブ。

スリーブの上端から若干漏気を感じる。

ウレタンを充填して

漏気を止めました。

ユニットバスの下端。

配管貫通部から漏気を感じる。

どうやら切り欠き部分からの

漏気の模様。気密テープを貼って止めました。

玄関土間の土台の

入隅から漏気あり。

漏気を止めるようにL字で

気密テープを貼りました。

ここは筋交いの下端部分。

これまた入隅から若干の漏気あり。

気密テープで止めました。

最後は天井と梁の取り合い。

小屋裏側から気密処理して

あるとのことですが

伝い漏れしているためか漏気を感じる。

取り合いにウレタンを丁寧に

充填して気密処理。

気密処理した 全ての箇所に

漏気があったわけではなく

予防(経年劣化対策)として

処置した部分もあります。

 

それでは再測定します。

気になるC値改善後の結果は …。

 

C値 = 0.12cm2/m2 の超高気密でした。

 

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

測定に立ち合いされたお施主さまは

笑顔でとても喜ばれていました。

 

今回のC値改善により

αA(家全体の隙間面積)は

11cm2 → 8cm2 と

3cm2 の隙間が埋まりました。

 

n値(隙間特性値 範囲1~2)は

1.42 → 1.13 と大幅改善。

隙間風が入り難い特性に大きく変化しました。

それにしても愛車を眺めながら

生活できるって 羨まし過ぎます。

完成の仕上がりが楽しみです(^^♪

気密測定

Posted by fok-rs