富山県高岡市で気密測定 2024/01/31
おはようございます
健太郎です。
1月31日は 富山県高岡市で
㈱コンセプト建築設計さまの
現場の気密測定を行いました。
大きな平屋に見えますが…
2階もしっかりある設計。
リビングは天井高の大空間。
めちゃ開放的でした。
断熱材は 屋根・壁ともに
アイシネンのウレタン吹付断熱。
2階の一部が勾配天井。
難しい取り合いが所々ある印象。
漏気チェックしましたが問題なし。
仕上げで隠れる部分(梁と天井の取り合い)に
ウレタンがたっぷり吹かれています。
木材熱橋(梁)の対策と
気密&断熱にプラスとなる
断熱材の大サービス。
コンセプト建築設計さまでは
お馴染みの光景です。
サッシはYKKのAPW430。
樹脂トリプルガラス。
サッシ周りは気密テープにより
気密処理されていました。
剛床(床板)のジョイントは
気密テープで気密処理。
ちょっと隠れていますが
柱周りも気密テープで気密処理。
ここはお風呂のエリア。
断熱材の取り合いは
気密テープとウレタンで気密処理。
給湯給水配管の下端から
少し漏気があったため
ウレタンを注入しました。
お風呂と床の取り合い
部分が気になる。
大工さんが気密テープを
施工されてました。
ここは玄関土間まわり。
上から …
柱と土台の取り合いに 気密テープ。
土台と基礎の取り合に ブチルテープ。
基礎と土間(断熱材)の取り合いに コーキング。
適材適所に気密材を
丁寧に施工されてました。
サッシ屋さんがサッシ調整されています。
コンセプト建築設計さまでは
これまた馴染みの風景。
僕らは気密測定でサッシからの
漏気をたびたび体感してるので
測定のタイミングでサッシ調整して
もらうと凄く助かります。
これは玄関ドア。
ドアのパッキンの当たりが少し悪い。
ちょっとドアを押してますが
ドアとパッキンの間に隙間が見えます。
あまり攻め過ぎると
ドアの締まりが悪くなるし
攻めないと隙間から漏気する。
絶妙なさじ加減が必要なんです。
ここはガレージに繋がるドア。
勝手口やガレージドアから
漏気することが多い。
ここのドアは漏気がほぼなく
良い感じでした。
それでは測定します。
気になる気密測定の結果は ...。
でました。
C値 = 0.0cm2/m2 !!! (0.05cm2/m2未満)
正確には…
C値 = 0.029cm2/m2 の超々高気密でした。
測定に立ち合いされたお施主さまは
とても喜ばれていました。
αA(家全体の隙間面積)が
6cm2(3×2cm)。
n値(隙間特性値 範囲1~2)が 1.01と
ほぼ最高値(最高値 = 1.00)。
隙間風が入らないと 機械が示しています。
気密的には不利な、大きな
掃き出し窓が2つにガレージ戸が1つ。
これで 0.029cm2/m2は なかなか無い。
気密施工を頑張られた大工さんは
「いつもの仕事だったけど新記録が出た」と
とても喜んでました。
大工さんの頑張りとサッシ屋さんの調整が
会いまって、いい気密が出たと思われます。
やはり、暖かい家は人が創るです(^^♪