石川県金沢市寺町で気密測定 2021/10/12
稜です。
10月12日は石川県金沢市寺町で
㈱アソビエさまの現場の
気密測定を行いました。
中に上がります。
断熱は屋根・壁ともに
ウレタン吹き付け断熱と
なっています。
サッシはシャノンの
樹脂トリプルガラス。
チェックしていきます。
サッシ周りはコーキングにて
気密処理。
ホールダウン金物は
ウレタンで気密処理されています。
基礎の配管貫通部も
気密処理されていますね。
と、ここは埋まっていない…?
内側から埋めた気がするとの事で、
測定の結果を確認してから
判断することになりました。
チェックが終わりましたので、
測定に移ります。
気になる結果は…
C値=0.19cm2/m2の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.2cm2/m2。
C値改善作業(隙間埋め)をはじめます。
先程の、基礎の配管貫通部。
やっぱり埋まってない気がします。
他にも数か所ありましたので、
しっかりと全て気密処理して
いただきました。
ドア下の隅から光がチラチラ
見えていますね。
光が見えないように、
隙間を埋めていただきました。
配線の貫通部から少し漏気が。
こちらもウレタンで気密処理。
一見埋まっているようでも、
隙間が出来ていたりするので
要注意ですね。
それでは再度測定に移ります。
結果は…
C値=0.06cm2/m2の
ウルトラ気密です!
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
αA(家全体の隙間面積)は
28cm2 → 9cm2
n値(隙間特性値 範囲1~2)は
1.83 → 1.06
と大きく改善されました。
この結果に、
社長は満足されたご様子でした。
改善後の数値を見るに、
やはり基礎の配管貫通部が
大きな通り道になっていたのかと
思われます。
こんなに気密が素晴らしい上に
遊び心があって住んで楽しい
お家になると思うと、
住まわれるお施主さまが
羨ましいです。