富山県富山市呉羽町で気密測定 2021/10/01
稜です。
10月1日は富山県富山市呉羽町で
㈱オリバーさまの現場の
気密測定を行いました。
中に上がります。
断熱材はネオマフォーム。
気密は耐震壁パネルの外壁側に
気密テープを貼って確保しています。
階間にはグラスウールが
敷かれています。
足音なんかを吸音してくれます。
サッシはYKK APW330。
樹脂ペアガラスです。
それではチェックしていきます。
サッシ周りはウレタンで
気密処理してあります。
二階天井の断熱材の取り合い。
こちらもウレタンで気密処理。
ユニットバスの配管まわり。
気密処理してありますが、
ちょっと怪しいかも?
やっておいて損することは
ありませんので、
ウレタンを追加で吹き付けます。
チェックが終わりましたので、
測定に移ります。
気になる結果は…
C値=0.37cm2/m2の高気密でした。
表示は四捨五入により0.4cm2/m2。
C値改善作業(隙間埋め)をはじめます。
玄関周りから漏気がありました。
ウレタンで気密処理します。
二階天井のウレタンが切れている
ところからかすかに漏気。
ちゃんと埋めます。
玄関付近にかなり漏気を
感じる箇所を発見。
外壁側のパネルと断熱材の隙間から
ヌキの隙間を伝って漏れている
のでしょうか。
シートがかかっていたり、
高所で気密処理が難しい場所
であったりして大変でしたが、
大工さんが頑張って下さいました。
それでは再度測定に移ります。
結果は…
C値=0.22cm2/m2の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.2cm2/m2。
αA (家全体の隙間面積)が
49cm2 → 29cm2
n値 (隙間特性値 範囲1~2)が
1.42 → 1.07
となりました。
頑張った甲斐あって、
改善された結果に皆さん
ほっとしておられました。
それにしても、
αA (家全体の隙間面積)が
改善前と比べて 20cm2/m2も
良くなっているのはかなり凄いです。
努力がちゃんと実を結ぶと
報われますね。