福井県坂井市三国町で気密測定 2021/10/06

稜です。

10月6日は福井県坂井市三国町で
日の丸工務店さまの現場の
気密測定を行いました。

中に上がります。

壁の断熱材はネオマフォーム。
内外の取り合いはコーキングで
ピッチリと気密処理されています。

屋根はウレタン吹き付け断熱と
なっています。

サッシはリクシルのEW。
樹脂トリプルガラスです。

チェックしていきます。
サッシ周りはコーキングで
気密処理。

基礎断熱ですので、
水抜きの穴もしっかりチェック。
ちゃんと全部埋まっていました。

この現場の換気システムは、
マーベックスの第一種換気システム
澄家DC。
基礎に給排気用の穴が
2か所空いていますので、
目張りをする必要があります。
雨に負けずにピッチリと、
テープが貼り付いていました。

玄関ドアの下の方に、
キラキラと光の見える隙間が。

(画像の中心部分です。
画像左半分に見えているのは、
透明なコーキングから
光が透けているだけです。)

光が漏れないよう、
大工さんに白色のコーキングで
しっかり埋めていただきました。

チェックが終わりましたので、
測定に移ります。
気になる結果は…

C値=0.13cm2/m2の超高気密でした。

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

C値改善作業(隙間埋め)をはじめます。
玄関付近インターホンケーブルの
引き込み口などから漏気が。

コーキングできれいに
気密処理していただきました。

サッシ周りのコーキングが
少し切れているところを発見。
見た感じ大丈夫そうでも
意外と漏れていたりするので、
実際に手で確認するのが大事ですね。

サッシと窓台の間に、
タイベック製の透湿水切りシートが
折り込まれています。
念には念をという事で、
シートと窓台の取り合いを
テープで気密処理しました。

漏気はありませんでしたが、
ヒートブリッジの対策として
外周部のホールダウン金物に
ウレタンを吹き付けます。

 

それでは再度測定に移ります。
結果は…

C値=0.090cm2/m2の
ウルトラ気密です。

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

 

αA(家全体の隙間面積)は
19cm2 → 13cm2

 

n値(隙間特性値 範囲1~2)は
1.40 → 1.21
と、数値が良くなっています。

この結果に、
立ち合いされたお施主様は
納得されたご様子でした。

測定が終わる頃には、
雨が止んで気持ちの良い青空に。

 

完成気密も測るとのこと。
測定する日が楽しみですね。

気密測定

Posted by fok-rs