石川県白山市宮永町で気密測定 2021/06/04

おはようございます
健太郎です。

6月4日は 石川県白山市宮永町で
ハンズスタイル㈱さまの現場の
気密測定を行いました。

この現場はハンズスタイルさまが
得意とする2階リビングの設計。

天井が勾配天井の
梁見せ仕様。
太い梁が連続すると
迫力があってカッコいい。

サッシはYKKのAPW430。
樹脂トリプルガラス。

サッシ周りは高性能気密テープの
ユラソールで気密処理されていました。

断熱材は天井がサーモウール(羊毛)。
壁の断熱材はパワーマックス。

その断熱材をタイベックスマート
(調湿機能付き気密シート)に充填。
シートのジョイントは
ユラソールにて気密処理。

それではチェックしていきます。
床の気密は大引き間(剛床の下)で
柱周りはウレタンで気密処理。

玄関周りの基礎と土台の取り合いは
ウレタンで気密処理。

気密シート貼りで難しいのが
間仕切り壁内部の処理です。

シートと木材の取り合いを
丁寧に1本ずつユラソールで気密処理。

梁周りの施工もきれいです。

 

間仕切り壁内や梁周りは
慣れていないとカチャカチャな
施工になりやすいです。

さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。

C値 = 0.20cm2/m2 の超高気密でした。

それではC値改善(隙間埋め作業)を
開始します。
監督さんが壁際をチェックしています。

筋違いまわりから微細な
漏気を感じた模様。

ウレタンをさらに上から
吹いて徹底的に押さえました。

ここは勾配天井の梁周り。
梁周りと筋交い周りを
ウレタンで押さえました。

間仕切り壁上部の
テープを押さえ

電気配線まわりの気密処理を
ウレタンで強化。

 

さて、C値改善後の
測定結果はいかに...。

C値 = 0.17cm2/m2 の超高気密でした。

表示は四捨五入により0.2cm2/m2。

測定に立ち合いされた
お施主さま夫婦はとても喜び
結果を撮影されていました。

 

今回のC値改善により
αA(家全体の隙間面積)は
24cm2 → 20cm2と
4cm2 の隙間が埋まりました。

 

n値(隙間特性値 範囲1~2)は
1.33 → 1.13 と隙間風が
入りにくい特性に大幅改善。

気密シート貼りの仕様で
0.17cm2/m2はかなりの
気密スペック。

 

完成気密が楽しみです(^^♪

気密測定

Posted by fok-rs