石川県白山市で気密測定 2024/02/16
おはようございます
健太郎です。
2月16日は 石川県白山市で
ハンズスタイル㈱さまの現場の
気密測定を行いました。
現場は 天井にボードが
貼られた状態。
断熱材は天井が サーモウール(羊毛)。
壁の断熱材は パワーマックス。
それらの断熱材をイゾベール・バリオ
エクストラセーフ(気密シート)に
充填して気密処理。
エクストラセーフは可変透湿性の
気密シート。防湿性・水蒸気拡散性が
周囲の相対湿度に対して変化します。
サッシはYKKのAPW330
樹脂ペアガラス。
サッシ周りは気密テープにより
気密処理されていました。
ここは 胴差と1階の
天井の取り合い。
隙間からの伝い漏れを抑えるために
ウレタンで気密処理されていました。
おっと …
玄関ドアの電子ロック錠の
配線穴が開いたまま。
ウレタンを充填しました。
それでは測定します。
気になる気密測定の結果は ...。
C値 = 0.22cm2/m2 の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.2cm2/m2。
では、C値改善(隙間埋め作業)を
開始します。
大工さんが玄関ドアの下端をチェック。
基礎と土台の取り合いから
漏気がある模様。
基礎と土台の取り合いに
ウレタンを入れてから
気密テープを塗布しました。
同じく、反対側の下端も
同様に気密処理。
この取り合いは気密漏れする
可能性がかなり高い場所です。
皆さんも要チェック!
上がり框の奥に見えるのが
基礎、気密パッキン(黒)、土台。
気密パッキンの入隅から漏気あり。
ウレタンを充填しました。
CD管(オレンジ)の根元の
テープが浮いて微細な漏気あり。
テープを上から貼って押さえました。
そのCD管の口にフタをするように
ウレタンを充填しました。
それでは再測定します。
C値改善の結果はいかに ...。
C値 = 0.21cm2/m2 の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.2cm2/m2。
測定結果に廣澤代表は
ほっとされた模様。
今回のC値改善により
αA(家全体の隙間面積)は
27cm2 → 26cm2 と
1cm2 の隙間が埋まりました。
n値(隙間特性値 範囲1~2)は
1.33 → 1.30 と隙間風が入り難い
特性に改善。
ボードの施工が進んでおり
漏気チェックは難しい感じでしたが
結果は上々。
完成気密が楽しみです(^^♪