石川県金沢市若松町で気密測定 2021/05/15
おはようございます
健太郎です。
5月15日は 石川県金沢市若松町で
㈱設計木花家さまの現場の
気密測定を行いました。
室内は家の正面に大開口サッシを
配置した設計。
2階からの景色は
金沢の町並みを見下ろせる
とても素敵な眺望でした。
それではチェックしていきます。
断熱材は屋根・壁ともに
アイシネンのウレタン吹付断熱。
きめが細かく柔らかな断熱材です。
サッシはリクシルのエルスターX。
樹脂トリプルガラス。
サッシ周りは木下社長が
丁寧にコーキングを入れて
いました。
ハイグレードなサッシを採用しても
このように気密処理しないと
隙間風が入る恐れがあります。
梁と2階の床との取り合いに
コーキングが入っていました。
工事途中ですが電気配管の
CD管に粘土が詰めて
ありました。
さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。
C値 = 0.15cm2/m2 の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.2cm2/m2。
それではC値改善(隙間埋め作業)を
開始します。
玄関ドアの下端から微細な漏気。
ウレタンで埋めました。
スリーブの周りに
ウレタンを吹いて気密処理。
床と柱の取り合い部分にも
ウレタンを吹きました。
天井勾配のヌキ下地の
キワにもウレタン。
ここはウレタンを削った箇所なので
木材のキワから漏れ易いです。
ウレタン工事は余計な個所に
ウレタンがかからない
養生シートで養生しています。
その養生シートを外したとき
ウレタンに隙間が生じることがあり
そこから漏気することもしばしば。
そんな隙間にウレタンを
充填しました。
さてさて、C値改善後の
結果は...。
C値 = 0.11cm2/m2 の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
測定に立ち合いされた
お施主さま家族は とても喜び
詳細結果を確認されていました。
今回のC値改善により
αA(家全体の隙間面積)は
21cm2 → 16cm2 と
5cm2 の隙間が埋まりました。
n値(隙間特性値 範囲1~2)は
1.42 → 1.19 と隙間風が
入りにくい特性に大きく改善。
いや~ C値改善(隙間埋め作業)で
隙間が大きく埋まるとうれしいですね。
これがお施主さまの家の暖かさに
貢献できる?と思うと尚更です(^^♪