石川県金沢市大場町で気密測定 2021/03/30
おはようございます
健太郎です。
3月30日は 石川県金沢市大場町で
㈱設計木花家さまの現場の
気密測定を行いました。
現場は家の正面に
大開口サッシを配置した
明るい室内。
玄関土間が広く
薪ストーブ用の煙突の
穴がみえます。
煙突は高温になるため
耐熱用にめがね石が
採用されていました。
設計木花家さまの家は
薪ストーブの採用率も高く
ノウハウがあるので安心です。
サッシはリクシルのエルスターX。
樹脂トリプルガラス。
サッシ周りはウレタンにより
気密処理されていました。
断熱材は屋根・壁ともに
アイシネンのウレタン吹付断熱。
きめが細かく柔らかな断熱材です。
さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。
C値 = 0.16cm2/m2 の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.2cm2/m2。
それではC値改善(隙間埋め作業)
を開始します。
今回、木下社長から煙幕装置
を使う提案がありました。
気密測定器で減圧すると
隙間(気密漏れ)があれば
外から空気が入ってきます。
気密漏れがあれば
煙に動きが出るという可視化です。
2階から煙を充填開始。
この煙幕装置は火を使わないので
とても安心です。
2階では煙に動きがありませんでした。
続いて1階に煙を充填。
なかなかハイパワーな機械で
ものの10分くらいで真っ白に。
う ~~ ん。
煙が動くような漏気箇所が
見つかりません。
部屋全体が白過ぎると探すのも
なかなか大変です。
そんな中、木下社長が
ポスト口からの漏気を発見。
玄関ポストは外で目貼りして
あったのですが…
その目貼りを搔い潜った(タイベックの内側から)
伝い漏れがあったようです。
そのため室内側もテープで
ガチガチに目貼りしました。
さてさて、再測定します。
測定結果は...。
C値 = 0.14cm2/m2 の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
測定結果に木下社長は
ほっと一安心。
詳細結果を撮影されていました。
C値 = 0.1cm2/m2 の気密だと
煙幕に反応する漏気でない
(超微細な漏気)かもしれません。
稀に蚊取り線香を使い
気密漏れを探す方もいらっしゃいます。
私は指の産毛をセンサーに
漏気を感知しています。
それにしても、いろんなことに
挑戦する木下社長は素敵です(^^♪