富山県射水市稲積で気密測定 2020/08/25
おはようございます
健太郎です。
8月25日は 富山県射水市稲積で
㈱作造さまの現場の気密測定を
行いました。
現場は大きな中庭から
光が差し込む明るい室内。
中庭の大型サッシの高さに
合わせ 勾配天井になっていました。
断熱材は 屋根・壁ともに
ウレタン吹付断熱。
サッシはYKKのエピソード。
アルミ複合ペアガラス。
さて、外回りをチェックします。
電線引き込みのPF管の
目貼りがされていませんでした。
ここは中間気密で目貼り。
完成気密ではコーキング等を
入れて気密処理する箇所です。
上げ下げ窓ですね。
風を通すなど使い勝手が良い
窓ですが 気密はすこし心配。
構造上、引き違い部分を
このゴムで気密を取っています。
減圧してチェックしましたが
この窓は比較的優秀でした。
さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。
C値 = 0.36cm2/m2 の高気密でした。
表示は四捨五入により0.3cm2/m2。
それではC値改善(隙間埋め作業)を
開始します。
作造さまでは 窓周りの気密処理は
ボード施工時に施工します。
ですが、漏れが確認されたところは
ウレタンを注入しました。
ちょこちょこ
窓周りから気密漏れがありました。
通常 …
窓周りの気密処理が 外側のみの場合
(室内側を処理していない場合)は
0.1cm2/m2前後、気密が落ち込む
感じです。
定番の玄関ドアの下端から
気密漏れがありました。
ここもウレタンで気密処理。
ウレタンの吹きムラが
少しあり気になったので気密処理。
漏れてはいませんが断熱欠損など
を気にした処置です。
また、木材の収縮による
経年劣化にも有効と考えます。
さてさて、C値改善後(隙間埋め後)の
結果はいかに...。
C値 = 0.34cm2/m2 の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.3cm2/m2。
測定結果に監督さんは ほっと
された様子。
C値改善により
αA(家全体の隙間面積)は
55cm2 → 52cm2 と
3cm2 の隙間が埋まりました。
汗だくだくで 結構頑張ってみましたが
3cm2 ...。
なかなか目に見えて
改善することは難しいですね。
気密処理的にはプラスに
働いていると思います。(^^♪