石川県小松市吉竹町で気密測定 2020/07/28
おはようございます
健太郎です。
7月28日は 石川県小松市吉竹町で
㈱北製材所 ウィッシュホームさまの
現場の気密測定を行いました。
大開口のサッシが並ぶ
明るい現場。
みどりが眩しいですね。
サッシはYKKのAPW330。
樹脂ペアガラス。
この日はとても暑い日でしたが
窓から外を眺めると
竹林が目に優しく涼し気に
見えました。
屋根の断熱材は
ウレタン吹付断熱。
壁の断熱材はセルロースファイバー。
今回も断熱材を充填する前の
気密測定になります。
柱にコーキングを入れてから
ボードを貼った
外で気密を取る仕様。
測定後にスーパージェットファイバーを
室内側に貼り、セルロースファイバーを
充填する流れ。
さて、気になる気密測定の
結果はいかに…。
C値 = 0.17cm2/m2 の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.2cm2/m2。
それでは C値改善(隙間埋め作業)を
開始します。
玄関まわりの基礎と土台の
取り合いはコーキングで
気密処理されたました。
その近くのスタイロフォームと
基礎の隙間をウレタンで気密処理。
玄関ドアの下端から
少し気密漏れ。
ここもウレタンを
吹きました。
外部収納に繋がる扉の
まわりから気密漏れ。
一度扉を外して丁寧に
気密処理しました。
屋根のウレタンの
吹きにくい箇所から
軽微の気密漏れ。
火打ちの隙間にも
少しありました。
たっぷりウレタンを
すきまに充填。
さてさて、C値改善後(隙間埋め後)の
測定結果はいかに...。
C値 = 0.10cm2/m2 の超高気密でした。
測定に立ち合いされたお施主様は
ほっとして詳細結果を
確認されていました。
今回のC値改善により
αA(家全体の隙間面積)は
24cm2 → 14cm2 と
10cm2 の隙間が埋まった結果です。
n値(隙間特性値 範囲1~2)は
1.68 → 1.24と大きく改善。
隙間風が入りにくい特性になりました。
レベルの高い状態から 10cm2改善は
なかなかの結果。
いつも書いていますが頑張っても
数字に反映されないことは結構あります。
今回は上出来といったところです。(^^♪