石川県金沢市新保本で気密測定 2020/02/07
おはようございます
健太郎です。
2月7日は 石川県金沢市新保本で
㈱セブンワークスさまの現場の
気密測定を行いました。
セブンワークスさまは
インナーガレージ付きの現場が続きますね。
室内とガレージの取り合いを
ウレタンにより気密を確保されていました。
採光がしっかり取れた
2階リビングの現場でした。
サッシはYKKのAPW430。
樹脂トリプルガラス。
サッシ周りはユラソール(高性能気密テープ)により
気密処理がされていました。
断熱材は屋根、壁ともに
フォーム断熱のウレタン吹付断熱。
外壁にEPSが貼られた付加断熱仕様です。
床の剛床の繋ぎや柱の立ち上がり
部分はユラソールによる気密処理。
給湯、給水、排水、電気の配管(CD管)は
1本、1本丁寧に分けて気密処理。
いや ~ 美しい。
大工さんが玄関周りを掃除機で
丁寧に掃除されています。
その後、玄関の基礎と土台の間を
ユラソールで気密処理されていました。
きれいに清掃すれば土間にもしっかり
ユラソールは貼り付きます。
めちゃくちゃ丁寧な仕事でした。
さて、気になる
気密測定の結果はいかに...。
C値 = 0.066cm2/m2 のウルトラ気密(0.1cm2/m2以下)でした。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
む、おおお~っ!!
αA(家全体の隙間)がなんと7cm2です。
これは今まで出たことない値です。
すでにお気づきの方は
相当マニアックです。
上の写真は今までの整流筒154パイ(ラッパ部分)。
今回使用した整流筒は100パイ。
高気密住宅測定用のオプションです。(お高いです)
整流筒が細いほど、減圧時に流速が出て
測り易く安定しています。
過去に αA(家全体の隙間)が
10cm2以下出たのは
私の中で1回のみ。(9cm2だったはず)
妥当性を図るため
何度か測定してみましたが
αA=7cm2 (家全体の隙間)
n値=1.04 と
まったく同じ結果に。
精度と安定感が
凄いです!!
この測定結果を七山社長は
とても喜び結果を撮影されていました。
C値 =0.066cm2/m2よりも
αA=7cm2に注目してしまいます。
C値 = αA ÷ 延床面積 なので
延床面積が大きいほど良い値が
出やすいです。
恐るべし、セブンワークスさま。
もっと早く使えばよかった
高気密住宅測定用のオプション(100パイ)。
これからコイツでバンバン
測っていきますよ(^^♪
PS:高気密住宅測定用のオプションを
使うには、気密測定器のプログラムを
バージョンアップする必要がありました。(さらに散財)