石川県金沢市涌波で気密測定 2020/01/17
おはようございます
健太郎です。
1月17日は、石川県金沢市涌波で
トラスト住建㈱さまの現場の
気密測定を行いました。
かなり大きな家です。
ユニットバスが2箇所ありました。
2世帯住宅ですかね。
サッシはYKKのAPW330。
樹脂ペアガラス。
断熱材は屋根、壁、床ともに
アイシネンのウレタン吹付断熱。
いきなりですが
気になる気密測定の結果は...。
C値 = 0.35cm2/m2 の高気密でした。
表示は四捨五入により0.4cm2/m2。
この現場はインナーガレージ付きです。
苦戦すると思っていましたが
インナーガレージは室内との
取り合いはなかなか難しいです。
それではC値改善(隙間埋め作業)を
開始しますか。
まずは監督さんと大工さんで
インナーガレージ上部の2階床の
気密処理を徹底してもらいました。
1階の配管周り(床貫き部分)から
少し気密漏れがありました。
コーキングをガンガンに入れて
気密処理しました。
ここは床断熱の仕様ですが
基礎の水抜きの穴をウレタンで
塞ぎました。
気密が漏れやすい玄関周りは
玄関枠の下端から少し漏れていました。
ここもコーキングです。
どうしても玄関ドアが引き戸の場合
開き戸に比べると気密が漏れやすいです。
気密測定器で減圧すると
枠と扉の隙間から気密漏れを感じます。
引き戸は使い勝手優先なので
仕方がないですが…。
そしてインナーガレージに
繋がる扉も引き戸。
ここの引き戸からも気密漏れがありました。
さてさて、C値改善(隙間埋め作業)後の
測定結果はいかに...。
C値 = 0.32cm2/m2 の高気密でした。
表示は四捨五入により0.3cm2/m2。
取り合えず、C値 = 0.3cm2/m2の結果に
監督さんは 少しほっとした様子。
今回は大工さん3人と監督、
私も含め5人でC値改善を行い
4cm2の隙間を埋めた結果に。
人数と時間をかけた割に成果が少ないこともあります。
玄関の引き戸2枚もアレですが
縁が切れていないインナーガレージは
なかなか難しいです。