金沢市古府で気密測定 2019/12/02
おはようございます
健太郎です。
12月2日は、石川県金沢市古府で
ほそ川建設㈱さまの
現場の気密測定を行いました。
とてもきれいに清掃された現場で
大きな中庭から光が差し込む
明るい室内でした。
大工さんの工具は使い勝手がよさそうな
棚に整理されていました。
柱の立ち上がりにテープが掛かっていますね。
床の気密は剛床の下の断熱断熱ラインで
処理されているようです。
サッシは、リクシルのサーモスL。
断熱材は、屋根・壁ともに
ウレタン吹付断熱。
筋交いに、住友理工の制震ダンパーが
取り付けられていました。
このダンパー。
ほそ川さまでは採用率が高いです。
さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。
C値 = 0.46cm2/m2 の高気密でした。
表示は四捨五入により0.5cm2/m2。
それでは、C値改善(隙間埋め作業)
を開始します。
まずは ホールダウン金物とエアコンの
ドレン周りをウレタンで気密処理強化。
ユニットバスの排水と給湯給水パイプの
周りもウレタンで気密処理強化。
最近の流行り(自分の中で)の
玄関周りのスタイロフォームと基礎の隙間を
ウレタンで気密処理。
ここは伝い漏れしやすいので…(-_-)
さて、再測定の結果は...。
C値 = 0.43cm2/m2 の高気密でした。
表示は四捨五入により0.4cm2/m2。
監督さんは 自分のC値改善(隙間埋め作業)の
効果を体感しながら撮影されていました。
この現場は引き違いサッシが多く
そこからの気密漏れの影響があると考えます。
今回のC値改善によって4cm2の
隙間が埋まりました。
監督の頑張りに対し、少ない気密UPかも
しれませんがC値が0.4cm2/m2に届きましたし
経年劣化にも強くなったと思われます。
ワンポイント
自分の家で暇とやる気さえあれば
気密処理している筆者ですが
体感したのがユニットバスの排水配管周り。
熱が伝わるところだし、排水量が多いため
パイプが動くのか? 経年劣化で気密漏れやすい。