福井県あわら市で気密測定 2024/08/17
おはようございます
健太郎です。
8月17日は 福井県あわら市で
㈱コンセプト建築設計さまの
現場の気密測定を行いました。
大きな吹き抜けがある設計。
断熱材は 屋根・壁ともに
アイシネンのウレタン吹付断熱。
外壁には ネオマフォーム。
付加断熱の仕様です。
サッシは リクシルのEW。
樹脂トリプルガラス。
サッシ屋さんがサッシ調整
されています。
玄関ドアの調整を行っている様子。
しっかりとしたサッシ・ドア調整で
C値が改善することも しばしば。
やっぱり、サッシ調整は大切なんです。
大工さんが サッシ周りに
コーキングを打たれています。
サッシの気密は気密テープで
取ってありますが
さらに入隅にコーキングを入れ
木材の取り合いからの伝い漏れを
防いでいます。
この現場は 床断熱仕様。
剛床のジョイントは
気密テープにより気密処理。
柱周りはコーキングが
入っていました。
剛床の気密テープが
浮かないようにコーキングで
押さえつけている感じ。
壁の取り合いを見ると
柱と床の取り合いにも コーキング。
ここは玄関土間まわり。
土台と柱・間柱の
取り合いに気密テープ。
土台と基礎の取り合いは
気密パッキンを覆うように
ブチルテープが施工されていました。
部屋の入隅にはコーキング。
梁を固定するピンの
上には気密テープ。
この現場は勾配天井の仕様。
天井下地のからみでウレタンを
カットした部分がありました。
カットした部分は場合によって
漏気する可能性がため
コーキングを入れて
指で押さえ充填しました。
天井下地と梁の取り合い。
木材同士の隙間から漏気する恐れあり。
コーキングを入れました。
監督さんも頑張って 梁と柱・間柱の
取り合いに気密テープを貼られています。
見た目に隙間は無いし、漏気も感じません。
ただ、経年劣化対策としても有効であるため
出来ることならばやっておきたい施工です。
5人で 1時間くらい
頑張ったでしょうか。
それでは測定します。
気になる気密測定の結果はいかに ...。
でました。
C値 = 0.0cm2/m2 !!! (0.05cm2/m2未満)
正確には…
C値 = 0.036cm2/m2 の超々高気密でした。
気密処理を頑張られた監督さんは
とても喜び、結果を撮影されていました。
αA(家全体の隙間面積)= 6cm2(3×2cm)。
n値(隙間特性値 範囲1~2)= 1.03。
共に 凄まじい気密スペック。
大きな吹き抜けのある現場。
それでも温度ムラが少なく
とても快適に過ごせることでしょう ♪