福井県福井市で気密測定 2025/06/28

おはようございます
健太郎です。

6月28日は 福井県福井市で
㈱コンセプト建築設計さまの
現場の気密測定を行いました。

断熱材は 屋根・壁ともに
アイシネンのウレタン吹付断熱。

外壁には ネオマフォームを

貼った付加断熱仕様です。

この現場は基礎断熱仕様。

床下が室内扱いの空間です。

 

基礎の断熱材はカネライトフォーム。

90ミリは超分厚いですね。

 

断熱材のジョイントは

コーキングと気密テープにより

気密施工されていました。

サッシは YKKの APW430。

樹脂トリプルガラス。

サッシを入れる前に …

サッシ開口の面材と柱の取り合いに

気密テープをぐるりと施工してから

サッシを取り付けたようです。

 

新しい気密施工だ!

その後、サッシを取り付け

サッシ周りを気密テープと

コーキングにより気密施工。

家中の柱・間柱と梁の

取り合いにも気密テープ。

部屋の入隅にも

気密テープ。

お風呂まわりの

土台と柱・間柱の取り合い

にも気密テープ。

 

断熱材の隅を押さえるように

塗布するのも1つの技。

 

漏気し易い断熱材の入隅を

押さえる処置。

ここは玄関土間まわり。

土台と基礎の取り合いは ブチルテープ。

土台と柱の取り合いは 気密テープ。

素材の肌に合わせ気密材を

選定して施工。

下屋の立ち上がりの面材は

ウレタンを吹く前に

取り合いに気密テープ。

 

上からの伝い漏れを

防ぐ処置です。

それでは 測定します。

気になる気密測定の結果は ...。

でました。
C値 = 0.0cm2/m2 !!! (0.05cm2/m2未満)
 
正確には…
C値 = 0.025cm2/m2 の超々高気密でした。

測定に立ち会いされた

お施主様家族は

とても喜ばれていました。

 

αA(家全体の隙間面積)= 4cm2。

n値(隙間特性値 範囲1~2)= 1.03。(1に近いほど隙間風が入り難い)

両方とも高次元のスペックです。

 

C値は 0.1cm2/m2 の

4分の1の 0.025cm2/m2なので

圧倒的な気密力。

大工さんが お施主さまを思い

細部に至るまで丁寧に

気密施工された この現場。

 

1年を通し 温度変化が少ない

快適な家になることでしょう(^^♪

気密測定

Posted by fok-rs