石川県金沢市で気密測定 2026/01/22
稜です。

2026年1月22日は石川県金沢市で
㈱雅さまの現場の気密測定を行いました。


中に上がります。

天井の断熱材はネオマフォーム。
室内側で桁梁との取り合いに
コーキングを打って気密処理し、
上の外気側でもテープを貼っている
内外二重の気密仕様です。

壁の断熱材はグラスウール。
充填する前の状態ですので、
壁の面材と柱などの取り合いに
コーキングを打っているのが
確認できるようになっています。

さらに外壁側でも面材の取り合いに
テープを貼っている気密処理しているため、
天井と同様に内外二重の気密となっています。
手間や気密材はかかってしまいますが、
どちらか一方のみ処理する場合より
ほぼ間違いなく気密性が高くなります。

サッシはYKK APW330と430。
樹脂サッシですね。

サッシ周りはもちろんのこと、
まぐさや窓台などの取り合いまで
しっかりと気密処理してあります。

現場は床断熱となっており、
床の合板の取り合いにテープを
貼って気密処理してあります。

柱周りはこのようにコーキングで
切り欠きを埋めて処理してあります。
粘り気のある材質のコーキングなので、
上から貼るテープもしっかりと
くっついてくれるのが良いですね。

床の配管貫通部もコーキングで
気密処理が施されています。


筋交いの鋭角な部分は隙間が
非常に狭くなっているため
気密処理するのが難しいのですが、
画像の通りしっかりとコーキングが
入っているのが素晴らしいですね。


金具が取り付けてある箇所です。
こちらも取り合いが複雑になったり
単純に障害になって処理しづらく
なったりする要注意箇所なのですが、
細かいところまで丁寧に処理してあります。


お風呂周りの気密処理です。
こちらも丁寧にコーキングを使って
気密処理を施してありますね。

続いてこちらは玄関土間周りです。
先ほどのお風呂にしてもそうですが、
取り合いという取り合いを徹底して
処理しているのが素晴らしいですね。

天井の断熱材をチェックしていると、
断熱材の取り合いに打ってある
コーキングが切れているのを発見。
手を近づけて確認してみると、
微量ではありますが漏気がありました。

コーキングが切れている個所一帯を
テープで塞ぎ気密処理を施しました。
外気側(この上)でもテープで気密を
確保しているのですが、どこかから
伝い伝って漏気を起こしているのでしょう。



他にも同様にコーキングが切れている
箇所から漏気が発生していたので、
テープを貼って気密処理を施します。
コーキングの種類によっては、
上からテープを貼ろうとしても
全く貼りつかずに浮いてしまう
ものもありますので要注意です。
(特にシリコンコーキング)

他にも床の配管貫通部などから
漏気があったようですので、
気密処理を施しています。
コーキングというのはとても
便利な気密材だと思うのですが、
厚みや処理の仕方によっては
時間の経過で切れて隙間が出来て
しまうケースもあります。
ですので、処理してそれっきりではなく
しばらく時間が経ってから一度具合を
確認してみるのもいいと思います。

それではそろそろ測定を始めます。
気になる結果は…

C値=0.048cm2/m2の
ウルトラ気密です!
表示は四捨五入により0.0cm2/m2!

この結果に、
立ち会いされた㈱雅の中井代表は
グッジョブのハンドサインで
喜びを表していらっしゃいました。
とても素晴らしい結果。
αA (家全体の隙間面積)が
6cm2 しか無い訳ですから、
中々隙間を見つけられないのも納得ですね。
n値 (隙間特性値 範囲1~2)も
とてもいい数値になっていますし、
天井・壁ともに内外二重の
気密処理を施してあるだけでなく、
取り合いという取り合いを徹底的に
処理しているからこそ、ここまで
素晴らしい気密になっているのでしょう。
測定当日は雪が降り積もるほど
寒い日になっていましたが、
これだけ良い気密であれば
そんな環境であっても暖かく
快適に暮らすことが出来ますね。

