気密処理のすゝめ <気密シート編①>

稜です。

 

今回は測定に伺った際の日記ではなく、

気密処理をするべきおススメの

ポイントなどをまとめて紹介する

内容のブログとなっております。

 

第一回は気密シートを貼って気密を確保

している現場で出来てしまいがちな隙間や、

おススメの処理方法などをお伝えしていきます。

まずは気密シート張りの現場に

おいて最も重要なポイント。

 

それが、気密シートの端を押さえる

ために貼っているテープの浮きです。

 

 

特に天井に施工するシートは

どうしても皺が寄りやすいので、

テープをピッチリと貼るのが難しく

浮き(隙間)が出来てしまいがち。

 

これが非常~~っに多いんです。

そして多い分、気密に影響しやすい。

こういったテープの浮き(隙間)を

無くすための方法としては、

 

①出来るだけ皺が寄らないように

ピンとシートを貼るようにすること。

 

②なるべくシート表面に沿って

テープを貼るように意識すること。

 

③それでも隙間が残ってしまう場合は

追加でテープを貼って逃げ道を潰すこと。

 

です。

他にも、浮き(隙間)を作らないようにするために

貼る箇所の清掃やテープの選定が非常に大切。

 

どれだけ綺麗にテープを貼ろうとも、

シートの表面に塵や木くずが付いていると

簡単にペラリと捲れてしまいますので、

貼る前に汚れの具合を確認しましょう。

 

また、時間の経過によって粘着力が落ちて

剝がれてしまうケースもありますので、

粘着力の強さや幅・柔らかさ(貼りやすさ)

に優れたテープを選ぶことも大切です。

お次はシートの配線や配管を通した部分。

かなり隙間が残りやすい要注意ポイントです。

 

テープと貼って気密を確保しようにも

凹凸のある個所って綺麗に貼りづらくて

どうしても隙間が出来てしまうものです。

 

追加でテープを貼って処理するのもいいですが、

隙間を綺麗に埋めきるのは結構大変です。

 

テープで処理するのが難しい箇所は

他の気密材を使って処理をしてみましょう。

こういった凹凸のできる箇所は

ウレタンやコーキングを詰め込んで

隙間を埋めてしまえば比較的簡単かつ

効率的に処理を施すことができます。

 

別にテープを使うことにこだわって

処理をする必要はないんです。

 

ただ、配線の周りにウレタンを吹き付けし

すぎると熱が逃げにくくなるといいますので、

やたら目ったら吹き付けるのではなく

必要な分だけ吹くように注意しましょう。

 

ウレタンを直接吹き付けたくない場合は、

コーキングを優先的に使用するか

もしくはCD管などを活用しましょう。

他にも上の画像のように金具付近も

凹凸によってテープが貼りづらくなって

隙間が出来てしまいがちなので要注意。

 

追加でテープ貼って処理するよりも、

ウレタンやコーキングを使ってテープの

端を埋めて押さえるようにすれば、

隙間も埋まるし、テープも浮きにくく

なるので一石二鳥ってやつです。

こちらの画像、何か違和感を感じませんか?

 

一見、気密シートの端にテープを

貼って気密を確保しているように

見えないこともないのですが…

実際はこのようにテープで留まっておらず、

ペロンと捲れる状態になっています。

 

いやいや、こんなの滅多にないでしょと

思う方もいらっしゃるかもしれませんが、

案外貼り忘れって多いので油断できません。

 

特に白色や透明のシートとテープを

合わせて使用している現場だと、

シートの端がどの辺りにあるのか

分かりづらくて見逃してしまいがち。

 

一応対策としては別の色のテープを

使用すれば貼っている箇所が判別しやすく

なるので見逃しも減ると思うのですが…

 

白色や透明のシートとテープを使って

らっしゃる現場も多いと思うので、

その場合はシートの端がどの位置か

追いかけてテープが貼ってあるか否か

を確認するのが一番確実ですね。

今回最後にご紹介するのは、

気密シートと桁梁などが接触している部分。

 

上の画像のように鋭角で狭い部分は

綺麗にテープを貼るのが非常に困難です。 

 

手を入れることすら厳しい状況で

隙間を残さず綺麗にピッチリテープを

貼るなんて慣れた方でも中々出来ません。

しかし、テープではなくウレタンを

使ってシートと桁梁の接触部分を埋めれば

簡単に隙間を塞ぐことが出来ます。

 

気密処理というのは、

気密材を使い分けるのが重要で

それぞれ得意不得意があるんです。

 

上手く使い分けて処理を施せば

隙間がより塞がりやすくなりますし、

気密を長持ちさせることもできます。

 

 

 

と、いうことで今回は以上となります。

どうでしたかね?普段書いてることを

まとめただけなので面白みにかける

かもしれませんね。それに短いですし。

 

ですが、気密の良い家を建てるうえで

少しは役に立つんじゃないかと思いますので、

参考にしていただけたら幸いです。

 

こんな拙い内容ではありますが、

今後もネタg…時間に余裕があれば

不定期で書こうかなと思ってます。

 

ひとえに気密処理といっても

やり方次第でより良く出来るという事を

色んな方に知ってもらいたいので。

気密測定

Posted by fok-rs