福井県あわら市で気密測定 2023/01/10
おはようございます
健太郎です。
1月10日は 福井県あわら市で
㈱増田材木店さま(ウェルネストホーム)の
現場の気密測定を行いました。
面材はあんしんボード。
ボードのジョイントと …
木材の取り合いに気密テープ。
外側で気密を取ったカタチです。
室内は柱や筋交いが
かなり多い印象。
この現場は断熱材充填前の
測定になります。
最近、断熱材を入れる前の
気密測定はかなり増えました。
サッシは日本製の
樹脂トリプルガラス。
サッシ周りは気密テープに
より気密処理。
お風呂の下は基礎断熱仕様。
断熱材の取り合いは
気密テープで気密処理。
給湯給水配管まわりは
コーキングで気密処理。
大工さんと稜が
何やら話してます。
外から引いてきた
配管ですが保護カバーを
伝って気密漏れするかも…。
保護カバーの先端を
気密処理することにしました。
ワケのわからないところから
漏気するかも?という話です。
ホールダウン金物まわりは
気密テープで気密処理。
それでは測定します。
気になる気密測定の結果は...。
C値 = 0.096cm2/m2 の超々高気密でした。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
それではC値改善(隙間埋め作業)を
開始します。
まずは玄関ドア周り。
基礎周りから若干の漏気あり。
気密テープを貼って漏気を止めました。
次に注目したのは
外周部に位置する
梁と天井の取り合い。
僕たちの感度だと
微量に漏気を感じます。
大工さんにお願いして
外周部に面する梁と天井の
取り合いにコーキングを打つことに。
コーキングは
押さえてなんぼ。
コーキングを打った後、
指で押さえて隙間に充填。
できれば外周部だけでなく
返しを入れたい。
この部分が返しです。
梁と天井の隙間を通って
漏気する可能性あるため
それをガードするカタチ。
私はひたすらに
天井にある柱用のほぞ穴に
ウレタンを入れました。
天井の気密は上から
気密テープを貼ってあるとのこと。
ですが経験上、
この部分は伝い漏れの
出口になり易い。
経年劣化により
テープが浮いたとしても
ここさえ(大きな出口)を押さえておけば
そこそこ押さえられると考えます。
さて、C値改善の測定結果は
いかに...。
C値 = 0.053cm2/m2 の超々高気密でした。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
C値改善を頑張った
増田さん(設計士)は とても喜び
詳細結果を確認されていました。
今回のC値改善により
αA(家全体の隙間面積)は
9cm2 → 5cm2 と
4cm2の隙間が埋まりました。
n値(隙間特性値 範囲1~2)は
1.07 → 1.02 ともともと隙間風が
入りにくい値からさらに改善。
約90分くらいのC値改善。
超々高気密の状態から
4cm2改善は大きい成果。
外周部の取り合いと天井のほぞ穴の
気密処理は効果バツグンでした(^^♪