金沢市馬替で気密測定 2019/11/26
おはようございます
健太郎です。
11月26日は、石川県金沢市馬替で
トラスト住建㈱さまの
現場の気密測定を行いました。
少しコンパクトな現場ですが
吹き抜けがあり、採光が抜群の
明るい室内でした。
断熱材は 屋根、壁、床 共に
アイシネンのウレタン吹付断熱。
ウレタンがきめ細かくふわふわなのが
アイシネンの特徴です。
サッシはYKKのAPW330。
樹脂ペアガラス。
サッシ周りはコーキングにより
気密処理されていました。
剛床の繋ぎ、柱の立ち上がりは
気密テープによる気密処理。
外壁の柱の立ち上がりも
気密を取られていました。
床の配管周りはコーキングに
よる気密処理。
気になる気密測定の
結果は...。
C値 = 0.16cm2/m2 の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.2cm2/m2。
さてさてさ~て。
C値改善(隙間埋め作業)を
開始します。
スリーブの目張りに甘いところが
ありました。
天井懐にレンジファン用のダクトが
隠れており、その目張りが甘かったようです。
狭い隙間から時間をかけて
目張りを追加してもらいました。
玄関ドアの下端に漏れがありました。
若いイケメンな大工さんにコーキングで
処理してもらいました。
スタイロフォームと基礎の隙間も
コーキングで気密処理。
ここは地味に気密漏れしているのです。
玄関周りの写真です。
基礎 → 気密パッキン → 土台の
順で重なります。
基礎の状態(天面の不陸)によりますが
気密パッキンだけでは完璧ではありません。
この現場では気密パッキンの上から
気密テープで押さえてありました。
先ほどのスタイロフォームと基礎の隙間は
コーキングもしくはモルタルを詰めると良いです。
ここまですると玄関が冷えにくくなると
思います。
さて、C値改善(隙間埋め作業)後の
結果はいかに…。
C値 = 0.12cm2/m2 の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
測定結果を監督さんはとても喜び
撮影されていました。
C値もいいですが
n値が 1.00と最高値です。(範囲1~2)
1に近づくほど気密が抜けにくいと
言われています。
最近のトラストさまの現場は
n値のレベルがとても高い印象です。
隙間風が入ってくる余地がない
すばらしい C値 & n値でした(^^♪