富山県高岡市佐加野で気密測定 2020/02/12

おはようございます
健太郎です。

2月12日は 富山県高岡市佐加野で
㈱CONCEPT建築設計さまの
現場の気密測定を行いました。

室内は清掃が行き届いており
いい気密が出る予感がします。

 

大工さんは先日の気密測定で
すごい気密を出された清都建築さんです。

サッシはリクシルのエルスターX。
樹脂トリプルサッシ。

 

写真はサッシ屋さんがサッシ調整をしている様子。
縦・横滑りサッシと比べ、気密が漏れやすい
引き違いサッシの調整を
念入りにやって頂いています。

サッシ周りは エッジがしっかり
出るくらいに気密テープが貼られていました。
断熱材の隅にテープが掛かっているのも
気密アップに繋がる施工です。

大きな引き違いサッシから
のどかな風景と立山連峰を眺められました。

断熱材は屋根、壁ともに
アイシネンのウレタン吹付断熱。

給湯、給水、排水の配管周りは
コーキングによる気密処理。

床の剛床の繋ぎ、柱の立ち上がりは
気密テープによる気密処理。
ここもまた美しい仕上がりです。

玄関まわりは土台と基礎の取り合いを
ブチル系の気密テープで気密処理。

ここの棟梁の武部さん。
細かな取り合い部分に気密テープを
貼られていました。

最終チェックで清都さんが
玄関周りをウレタンで
気密処理されています。

さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。

C値 = 0.044cm2/m2 のウルトラ気密(0.1cm2/m2以下)でした。

表示は四捨五入により0.0cm2/m2。

出ました…。

 

C値 = 0.0cm2/m2 !!

 

この結果に立ち合いされた
お施主様はとても喜び
詳細を確認されていました。

 

もちろん複数回測定した
妥当性を図った結果です。

 

いや、凄いっす。
㈱CONCEPT建築設計さま。

写真は清都建築の清都代表(右)と
棟梁の武部さん(左)。

 

この現場はダイライト+制震テープの仕様。
制震テープは 気密が取りにくく
苦戦している現場を数多くみてきました。

 

清都建築さんたちは どうしたら気密を取れるか?
常に考えている集団。
施工精度、気密処理がズバ抜けています。

 

αA(家全体の隙間)=6cm2。
n値(隙間特性値 範囲1~2)= 1.02。

 

それにしてもこの気密は、新しい時代の
到来を予感させるスペックです。
今後の気密測定が楽しみです(^^♪

気密測定

Posted by fok-rs