石川県白山市北安田町で気密測定 2020/03/05
おはようございます
健太郎です。
3月5日は 石川県白山市北安田町で
㈱永井工務店さまの現場の
気密測定を行いました。
現場は整理されたきれいな現場でした。
前回、石川県白山市白峰で測定したときと
同じ大工さんです。
外回りを点検したときに
電気の配線がすごく丁寧に
施工されていることに気が付きました。
室内側もまとめて配線しない
すばらしい気密処理。
大工さんに聞いたところ電気屋さんではなく
永井社長の仕事のようです。
この現場はFP工法です。
硬質ウレタンが気持ちいいほど
きれいに収まっています。
いや ~ めちゃ美しい施工。
梁の周りはしっかりコーキング。
断熱材の貼り合わせはFP工法用の
気密テープで気密施工。
ちなみに屋根の断熱材は
セルロースファイバー300ミリです。
筋交いの下端、柱周りは
硬質ウレタンで気密処理。
剛床の繋ぎ部分、柱の立ち上がりは
気密テープによる気密処理。
玄関周りの基礎と土台の取り合いは
ブチル系の気密テープで気密処理。
スタイロファームまわりは
違った種類の気密テープが使われていました。
サッシは YKKのAPW330。
樹脂ペアガラス。
サッシ周りは気密テープで
エッジがくっきり出るくらいに
押さえて施工されていました。
換気システムはガデリウスの
第3種換気システム JBDG。
デック社のグレーのフレキシブルダクトが
採用されたのですね。
さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。
C値 = 0.12cm2/m2 の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
測定結果に永井社長は ほっとされて
詳細結果を確認していました。
αA(家全体の隙間面積)=15cm2。
n値(隙間特性値 範囲1~2)= 1.02と
かなりレベルが高い。
そういえば、以前計測させて頂いた現場は
ここの大工さんの家で 0.13cm2/m2の
超高気密でした。
そのとき、大工さんに言われた
言葉を思い出しました。
「自分の家だから特別丁寧に建てているんじゃない。
毎回どんな家も丁寧に建てている。」と…。
まさに有言実行ですね。