石川県河北郡津幡町で気密測定 2020/03/30
おはようございます
健太郎です。
3月30日は 石川県河北郡津幡町で
㈱CONCEPT建築設計さまの
現場の気密測定を行いました。
大開口サッシから光が
差し込む明るい室内。
整理・清掃されている
きれいな現場でした。
2階の天井は勾配天井に
なっていました。
サッシはYKKのAPW430。
樹脂トリプルガラス。
(写真は APW431 大型スライディング)
サッシ周りは気密テープで
エッジがくっきりと出るくらい
押さえて気密が取られていました。
断熱材は 屋根、壁ともに
アイシネンのウレタン吹付断熱。
外壁はフェノバボードによる付加断熱。
柱の立ち上げ、剛床の繋ぎ部分は
気密テープによる気密処理。
排水配管まわりも
気密テープで気密処理。
大工さんが玄関の基礎と土台周りを
気密処理されていました。
ひと手間ですが
玄関が冷えにくくなると思います。
この現場は全館空調です。
C値的には 0.5cm2/m2以下に
したいところ。
さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。
C値 = 0.14cm2/m2 の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
とても良い気密ですが
C値改善(隙間埋め作業)をはじめます。
気密漏れは無かったですが
間仕切り壁の気流止めとして
ウレタンを吹き付けしました。
まとめ配管の配管と配管の
隙間から少し気密漏れがあり
ウレタンで止めました。
おっと…。
大きな気密漏れを大工さんが
見つけてくれました。
下屋の柱と面材の隙間から
かなりの気密漏れが...。
アップにすると ここです。
手を当てるとすごい勢いで
空気が入ってきていました。
てんこ盛りにウレタンを吹いて
気密漏れを止めました。
さて、C値改善後の結果は
いかに...。
C値 = 0.11cm2/m2 の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
この結果に立ち合いされた
お施主様はとても喜ばれていました。
C値改善(隙間埋め作業)で
αA(家全体の隙間)は
25cm2 → 19cm2と
6cm2の隙間が埋まりました。
超高気密で全館空調。
暖かい快適な家で赤ちゃんが
元気いっぱいに育つことでしょう(^^♪