石川県河北郡津幡町で気密測定 2020/06/08

おはようございます
健太郎です。

6月8日は石川県河北郡津幡町で
安藤建築事務所さまの現場の
気密測定を行いました。

大開口のサッシから
日差しが差し込む
明るい現場でした。

窓から見た景色は
こんな感じ。
のどかでいいところです。

サッシはYKKのAPW430。
樹脂トリプルガラス。

 

写真のサッシは APW431の
大開口スライディングと思いきや
オプションでグリップを付けた
APW430 の引き違いサッシでした。

サッシ周りは高性能気密テープの
ユラソールで気密処理されていました。

断熱材は 旭ファイバーグラスの
高性能グラスウール アクリアα36kg 。

その断熱材を 調湿機能付きの
タイベックスマート(気密シート)内に
充填してユラソールで気密処理。

吹き抜け&勾配天井の2階部分。
気密テープに浮きがないか
チェックされてました。

 

最近の安藤建築さまは
気密シートを貼って
貫き(木材)を打ち終えてから
測定する流れになっています。

 

その方が測定によって膨らむ
気密シートを抑え込むことができるので
良いタイミングかもしれません。

剛床(床材)の繋ぎ
柱の立ち上がりは
ユラソールで気密処理。

ユニットバス下の
スタイロフォームの繋ぎや
土台との取り合い部分も
ユラソールで気密処理。

1階の天井、桁周りも
伝い漏れを嫌ってユラソールで
気密処理されていました。

玄関周りの気密処理も
ユラソールです。

 

通常、モルタルに気密テープは
くっ付きにくいですが
ユラソールなら食いつきます。

 

当社でも販売していますので
興味のある方はぜひ。

玄関ドアはスニッカルペールの
木製玄関ドア。

 

木製玄関ドアは 風合いは良いが
気密はちょっと…。と思うこともしばしば。
しかしスニッカルペールは
過去の測定でも良い数値が出ています。

 

注意:写真の玄関ドアは養生でシートやテープが
貼られていますが 玄関の目張りはされていません。
(本ドアの目張りはアカンので)

さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。

C値 = 0.065cm2/m2 のウルトラ気密(0.1cm2/m2以下)でした。

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

測定結果に安藤社長のお父さん(義父)は
とても喜び、結果を撮影されていました。

 

気密シート貼りで 0.065cm2/m2は
驚異的な気密です。

 

安藤建築さまでも過去最高の
気密スペックだと言われていました。

 

αA(家全体の隙間面積)は
3×2.5cm の7cm2。

毎度おなじみのタッカーの
使用本数は約6500本だったようです。
 

もちろん、その上から気密テープを貼られてます。

いやいや日々進化されていますね。
次回の測定も楽しみです(^^♪

気密測定

Posted by fok-rs