石川県金沢市金石通町で気密測定 2020/06/23

おはようございます
健太郎です。

6月23日は 石川県金沢市金石通町で
中村住宅開発㈱さまの現場の
気密測定を行いました。

正面から見ると建物の大きさは
分かりづらいですが
斜めから見るとこんな感じ。

 

奥が隠れていますが
かなり大きい現場です。

ガレージのサイズも大きい。
屋根・壁ともにウレタンを
しっかり吹いてありました。
うらやましい( ゚Д゚)

リビングは勾配天井になっており
明るくて広々していました。

2階はスキップフロアに
なるようです。

サッシはYKKのAPW330。
樹脂ペアガラス。

サッシ周り、サッシ枠は
コーキングにより気密処理されていました。

 

実はこの気密処理は
お施主さまの仕事です。

玄関周りはきれいにモルタルで
処理されています。

グレーの部分はコーキングで
気密処理された部分。
ここもお施主さまの仕事です。

ホールダウン金物の気密処理は
大工さんだったと思います。

電気配管のPF管。
コーキングが詰めてあるのが
見えますか?

ここもお施主さまの仕事。

 

というかPF管は室内配管、
屋外配管ともにお施主さまが
引いたようです。

 

のちに仕事を伺ったところ
建築関係ではない模様。
凄すぎです(;’∀’)

よく見るとかなりの箇所を
コーキングで気密処理されて
いるのがわかりました。

 

断熱材は 屋根・壁ともに
ウレタン吹付断熱。

さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。

C値 = 0.25cm2/m2 の超高気密でした。

表示は四捨五入により0.3cm2/m2。

さてさて、C値改善(隙間埋め作業)を
開始します。

 

いや ~ この現場は
お施主さまが 気合を入れて
気密処理されていたので
なかなか気密漏れが見つかりません。

唯一、漏れがあったのは
2階の桁の上。

屋根と桁の取り合い部分に
隙間を発見。

気密測定器で減圧してますので
穴の中から風を感じます。
(まぁまぁ漏れてました)

ウレタンを穴に思いっきり
充填しました。

 

こんな箇所が あと3箇所ほどありました。
よーし、これで改善して
くれるといいな。

 

さて再測定の
結果はいかに...。

C値 = 0.23cm2/m2 の超高気密でした。

表示は四捨五入により0.2cm2/m2。

立ち合いされたお施主さまは
とても喜んで結果を撮影されていました。

 

αA(家全体の隙間面積)は
53cm2 → 49cm2 と
4cm2 の隙間が埋まりました。

 

今回はC値改善よりも
お施主さまの気密処理が凄かった。
まじめにプロ顔負けの仕事を
随所に施してあったと言えます。

 

お施主さま的にも
自分の仕事によってどのくらいの
気密が出るのか楽しみだったはず。
良い気密が出てよかったです(^^♪

気密測定

Posted by fok-rs