石川県白山市横江町で気密測定 2020/06/29

2024年4月15日

おはようございます
健太郎です。

6月29日は 石川県白山市横江町で
㈱フジタさまの現場の気密測定を
行いました。

採光がバッチリで明るい
とてもきれいな現場でした。

今回の気密測定は
測定の様子をプロのカメラマンが
撮影することになっています。

 

最近、増えてきています(^^♪

さて、いつものように
チェックしていきます。

 

サッシは リクシルのサーモスL。
アルミ複合ペアガラス。

サッシ周りはコーキングにより
気密処理されていました。

ここは床断熱の現場。
床の剛床の繋ぎは 気密テープで
貼り合わせ、柱周りはコーキングで
気密処理されていました。

配管周りは
コーキングで気密処理。
おっと目張りのテープが
浮いていますね。(目張り目張り)

断熱材は 屋根・壁ともに
ウレタン吹付断熱。

 

さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。

C値 = 0.92cm2/m2 でした。

表示は四捨五入により0.9cm2/m2。

え っ …。まずい?

 

ここからC値改善(隙間埋め作業)で
挽回出来れば ビフォーアフターで
いい映像になるのかな。

 

気合が入ります(>_<)

これは インターフォン用の配線。
気密処理されていませんでしたので
ウレタンで穴を埋めました。

玄関周りの基礎と土台の
取り合いから気密漏れがあり
ウレタンで気密処理。

 

はみ出した部分はカットして
後に気密テープを貼ります。

木材のジョイント(サッシ枠)
部分に気密テープを貼って気密処理。

 

ここまでやっても
0.8cm2/m2前後の気密。
絵的にピンチです。

そう言えば、n値(隙間特性値)が
1.61 と大穴があることを指しています。
となると、下屋部分や桁と屋根の
取り合いがカギですね。

ありました。
赤丸部分から結構な気密漏れ。

 

やはり桁と屋根との取り合い部分ですね。
ウレタンを思いっきり充填しました。

あとは下屋部分です。
壁との取り合いにタイベックシートが
施工されています。
そこから結構な気密漏れが...。

 

漏れ具合からして、ここが大物っぽいです。

 

フジタの社員の方々、私も含め
ウレタンまみれになりながら
約3時間ほど 格闘しました。

 

さて、予定撮影時間を軽く
オーバーしています。
気になる再測定の結果は いかに...。

C値 = 0.43cm2/m2 の高気密でした。

表示は四捨五入により0.4cm2/m2。

その測定結果に 担当の監督さんは
ほっとされていました。

 

今回のC値改善(隙間埋め)により
αA(家全体の隙間面積)は
118cm2 → 56cm2 と
なんと 62cm2 の隙間が
埋まった結果でした。

 

いや ~良い映像が取れましたかね。
なかなかのビフォーアフターだったと
思います(^^♪

気密測定

Posted by fok-rs