石川県小松市矢田野町で気密測定 2020/08/19
おはようございます
健太郎です。
8月19日は 石川県小松市矢田野町で
(有)アルクモリさまの現場の気密測定を
行いました。
現場は大きな
平屋風な建物。
リビングは天井高で
梁見せ構造。
かなり大きな空間です。
2階は広めの一部屋。
書斎になるのでしょうか。
この現場はFP工法。
断熱材は 屋根・壁・床ともに
FPパネルの硬質ウレタン。
FPパネルは気密テープで
気密処理されていました。
サッシはYKKのAPW330。
樹脂ペアガラス。
サッシ周りはコーキングと
気密テープにより気密処理。
コーキングがきれいに
入ってました。
断熱材を貫くスリーブ周りと
サッシ周りは 極太コーキングによる
気密処理されていました。
さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。
C値 = 0.25cm2/m2 の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.3cm2/m2。
それではC値改善(隙間埋め作業)を
開始します。
ユニットバス下の給湯給水
配管まわりから少し気密漏れ。
ウレタンで気密強化。
梁の上の電気配線。
コーキングで気密処理。
玄関が広いっすね。
玄関戸は気密的に不利な
引き戸タイプ。
扉枠下端から少し気密漏れ。
気密テープで押さえました。
玄関周りの気密パッキンと
土台の角の部分。
ここにも気密処理。
気密パッキンを使うと
このような角の部分と
気密パッキンのジョイント部分から
気密漏れが発生しやすいので
しっかり押さえておきましょう。
勝手口の下端からも
少し気密漏れ。
同様に気密テープで気密処理。
ここは床断熱(床下が外扱い)の現場。
部屋の外周部は気密テープで
気密処理されていました。
床下の断熱ラインで気密処理
されていましたが剛床の
柱周りは気密処理されていません。
気密漏れの体感はありませんが
大工さんに無理言って柱周りを
気密処理して頂きました。
床が1段下がる箇所も
怪しいのでコーキングを
打って頂きました。
コーキングは押さえてナンボ。
最後に大工さんが軍手をはめて
丁寧に押さえて回りました。
さて、C値改善後(隙間埋め後)の
測定結果はいかに...。
C値 = 0.21cm2/m2 の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.2cm2/m2。
測定結果に立ち合いされた
森社長は ほっとされた様子。
今回のC値改善により
40cm2 → 35cm2 と
5cm2 の隙間が埋まりました。
たかが5cm2 ですが
大工さん的にはガチガチに
気密処理してからの 5cm2改善。
「いまのでこんなに改善するんだ~」と
喜んでいた様子。
特に柱周りの気密処理は
柱が少し痩せたり、動いたりしても
気密漏れしにくいので経年劣化の対応として
やって良かったと満足されていました。(^^♪