コスモスと気密工事チエック箇所勉強会
10月7日は㈱ホームライフ様(京都府福知山市)の京都府舞鶴市の上棟後の気密工事チエック箇所の勉強会でした。
以前、ホームライフさんから高気密高断熱住宅の気密工事について現場で研修会をしてほしいと依頼がありました。
自宅から210km走り現場に着くと、美しいコスモスの花が秋風にゆらゆらゆれてきれいです。
10月5日上棟した現場に会社の現場監督さんと会社の上司の方、大工さん、設備屋さん、電気工事屋さん、サイディング屋さんの各職人さんの皆さんが来られ、私の気密工事チエック箇所写真集を渡し、チエックのポイントを説明しました。
サッシの窓が入った段階でしたかったのですが、会社から関連の職人さんの予定もあり7日になりました。
まず剛床の取り合いと柱周りの気密テープの貼り方、剛床と間柱、土台廻りの気密処理などアドバイスすると、さっそく大工さんが実行され、説明のし甲斐があります。
窓のまぐさと間柱、柱も隙間があるとお話すると、大工さんからこんなところから漏れるの?と質問され、「ここは隙間がないように見えるけど木と木とが構造的に組み合っているだけでこの取り合いから隙間風が入ります」と説明すると、「へええ!こんなところからも隙間風が入るんか」と納得されました。
大工さんや会社の上司の方もさっそく気密テープ貼りされました。
ユニットバスの基礎貫きの給水給湯管の穴周りもコーキングか、ウレタン注入をお願いしました。
一通り説明が終わるころ、なんと施主さんはこられました。
各職人さんが気密チエック箇所に気密テープを貼っている姿をみて安心されたようです。
お施主様に少しお話をお聞きするとNETなどでとても勉強されている人でした。
屋根、ウレタン吹き付け300mm、壁ウレタン吹き付け+付加断熱キューワンボード、窓はYKK樹脂窓トリプルガラス APW430とかなりハイレベルな温熱性能の高いお家でした。
10月末予定の気密測定が楽しみです。