石川県河北郡内灘町で気密測定 2020/09/23
おはようございます
健太郎です。
9月23日は石川県河北郡内灘町で
ハンズスタイル㈱さまの現場の
気密測定を行いました。
リビングが天井高で勾配天井に
なっており開放感抜群でした。
天井にはきれいに
タイベックスマート(気密シート)が
貼られておりヌキで押さえてあります。
2階の窓から見た景色。
角地で少し高台であるため
見晴らしがとても良かったです。
断熱材は天井がサーモウール。
壁の断熱材はパワーマックス。
両方ともチクチクしない
ふわふわの断熱材です。
その断熱材をデュポンの
タイベックスマート(調湿機能付き気密シート)に
充填されていました。
サッシは大きな引き違いが
YKKの APW430。(樹脂トリプルガラス)
その他は APW330。(樹脂ペアガラス)
サッシ周りは気密テープに
より気密処理されていました。
さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。
C値 = 0.53cm2/m2 の高気密でした。
表示は四捨五入により0.5cm2/m2。
それではC値改善(隙間埋め作業)を
開始します。
玄関ドア下端から気密漏れ。
ウレタンで埋めました。
基礎と土台、気密パッキンを
覆うように気密テープで
押さえて気密処理。
勝手口の下端に
少し気密漏れあり。
ウレタンを吹いてから
上から気密テープを
貼って押さえました。
給水配管まわりが
気密処理されていませんでした。
ここはウレタンで気密処理。
窓枠の筋交い周りから
気密漏れ。
気密テープをしっかり貼って
漏気を止めました。
1段下がった床の
際から少し漏気あり。
隙間をウレタンで埋めて
ウレタンが完全に固まってから
余計な部分をカット。
気密テープを上から貼りました。
柱のホゾ穴から漏気が
ありました。
ここはウレタンを
注入して止めました。
最後に床の剛床の
ジョイント部分に
気密テープを貼り
柱周りにウレタンを
注入して気密処理。
さてさて、C値改善後(隙間埋め後)の
測定結果はいかに...。
C値 = 0.30cm2/m2 の超高気密でした。
測定結果に監督さんは
ほっとして結果を撮影されていました。
αA(家全体の隙間面積)は
67cm2 → 38cm2 と
29cm2 の隙間を埋まりました。
n値(隙間特性値 範囲1~2)は
1.50 → 1.22 と大幅に改善。
4人で約2時間半ほど
C値改善(隙間埋め作業)しましたが
久々に頑張った分だけ
隙間が埋まった結果になりました。
完成気密が楽しみです(^^♪