住宅リフォームで気密C値0.3cm2/m2
12月3日は喜多ハウジング㈱様(金沢市)の金沢市疋田町の住宅リフォームの工事中の気密測定でした。
このお家は以前は2階建てでしたが、2階部分を取り払い1階の柱や桁、梁を残して1階建てにリフォームした現場です。
床、フェノールフォーム、壁、天井、一部吹き抜け部分の屋根はグラスウールに気密シート貼でした。
窓は樹脂窓YKK APW330です。窓回りもきれいにコーキング処理されています。
1回目の測定で気密C値0.5cm2、総相当隙間面積αA27cm2でリフォーム工事としてはとても良い気密数値でした。
ここから隙間探しです。まず測定器のファンを回しC値改善がスタートです。
大工さんや現場監督さん、また社員さんの皆さん総出で気密シートの重ねしろや、窓回りなど隙間を探し気密テープやコーキング処理工事をされました。
再度、測定したところなんと総相当隙間面積20cm2、C値が何んと0.3cm2と1回目より26%も良くなりました。
リフォーム工事ではまずC値1.0㎝2以下を出すことだけでも大変なのですが、新築並みの素晴らしい気密です。
大工さんも社員さんも気密工事の漏れやすいチエックポイント箇所を探し頑張れば、ここまで出来るんだと「よかったー」と喜びの声が上がりました。