石川県金沢市泉本町で気密測定 2020/10/28
おはようございます
健太郎です。
10月28日は 石川県金沢市泉本町で
㈱セブンワークスさまの
現場の気密測定を行いました。
室内は明るくきっちり
採光が取れている感じ。
これはユニットバスの受け台。
2階リビングの可能性が高いですね。
サッシは日本製のドレーキップ窓(内開き)。
樹脂トリプルガラス。
サッシ周りは気密テープにより
気密処理されていました。
基礎と土台周りも気密テープ。
ホールダウン周りはウレタンで
気密処理。
剛床の貼り合わせ、柱周りは
気密テープで気密処理。
玄関周りはユラソール(高性能気密テープ)で
気密処理されていました。
モルタルやコンクリにもしっかり
接着できるので助かるとのこと。
面材はモイス。
ジョイント部分は気密テープが
貼られていました。
セブンワークスさまでは
断熱材の充填前測定が定番です(^^♪
さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。
C値 = 0.13cm2/m2 の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
C値が良いのにn値が1.70と
芳しくない。
それではC値改善(隙間埋め作業)を
開始します。
玄関ドアの下端はモルタルが
詰められていたのですが
結構な気密漏れがありました。
「n値の悪い原因はここか~」と
七山社長が隙間にウレタンを
充填して漏れを押さえました。
早くも気密コンセントボックスが
取り付けられてますね。
電線のまわりにブチル系の
コーキングで気密処理されていました。
ほかに漏気がないか徹底的に
探しましたが見つかりませんでした。
それでは再測定。
C値改善後の結果はいかに...。
C値 = 0.075cm2/m2 のウルトラ気密(0.1cm2/m2以下)でした。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
測定結果に立ち合いされたお施主さまは
とても喜び、結果を撮影されていました。
αA(家全体の隙間面積)は
14cm2 → 8cm2 と 6cm2 も改善。
n値(隙間特性値)は
1.70 → 1.17と大幅に改善。
玄関ドアの下端からスースーに
漏れていたことが分かりました。
こういう風に1点集中で漏れが
大きいとn値は悪くなりがちです。
外では大工さん達がロックウールの
貼り付け工事をされていました。
パテ並みに接着剤を塗ってから
ロックウールを貼り付け
叩いて隙間を押さえます。
きれいに貼られていますね。
これをすべて貼った後に
測定した方がC値が出そう…。
ロックウール100ミリ、分厚っ!!
これは外側の断熱材。
この後、室内側に
セルロースファイバーを
充填します。
いやいや、完成気密の測定が
楽しみですね(^^♪