福井県坂井市丸岡町で気密測定 2020/12/21
おはようございます
健太郎です。
12月21日は 福井県坂井市丸岡町で
㈱中広地所さまの現場の
気密測定を行いました。
いや ~ めっちゃいい天気。
透明感があるいい景色でした。
現場は大開口サッシを南側に
配置した設計。
吹き抜けに足場が
組まれていました。
2階から明るい日差しが
差し込んでいますね。
2階に上がると吹き抜け上空に
大きなサッシが入っていました。
そこからの見た景色は…。
あらっ...雪景色。
さっきまで晴れていたのに。
早く春にならんかなぁ。
サッシはYKKのAPW330。
樹脂ペアガラス。
サッシ周りはコーキングに
よる気密処理。
ん、サッシ両脇はコーキングが
入っていないように見えます。
近づいてよく見ると
クリアランスが少ないが
しっかりとコーキングが
入っておりました。
濡れて変色した感じが
隙間に見えたのですね。
目の錯覚マジック(^^♪ アホですね
ここはパネル工法。(プレウォール方法)
断熱材はネオマフォームになります。
パネルのジョイント部分は
コーキングによる気密処理。(室内側)
外壁側は気密テープによる
気密処理が施されています。
パネル工法は内外両方で
気密処理する方が確実です。
屋根の断熱は ネオマフォームに
ウレタンを吹き付けした付加断熱仕様。
さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。
C値 = 0.14cm2/m2 の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
それではC値改善(隙間埋め作業)を
開始します。
ユニットバス下の漏気がないか
手を突っ込んで確認。
大丈夫でした。
玄関ドアの電子錠の穴は
コーキングにより気密処理
されてましたが…
インターフォンのケーブル穴の
気密処理がありませんでした。
コーキングを入れて
ヘラで押さえました。
電線の貫通穴まわりで
気密処理のない箇所を発見。
同じくコーキングを
入れました。
電気の引き込み線まわりは
コーキングされていましたが
追加で入れました。
ホールダウン金物まわりも
コーキングを追加。
給湯給水配管まわりにも
コーキングを追加。
大きな改修はありませんでしたが
C値改善後の結果は...。
C値 = 0.13cm2/m2 の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
気密処理をがんばった監督さんは
結果をとても喜ばれていました。
C値改善(隙間埋め)により
αA(家全体の隙間面積)は
21cm2 → 20cm2 と
1cm2 の改善。
ちょうど、インターフォンと
電線で埋めた隙間サイズです。(素晴らしい精度)
n値(隙間特性値)は
1.21と隙間風を通しにくい特性。
パネル工法の気密で
0.13cm2/m2 はかなり立派な数値。
やはり内外両方の気密処理が
効いていると思われます。