石川県河北郡内灘町で気密測定 2020/12/10

おはようございます
健太郎です。

12月10日は 石川県河北郡内灘町で
㈱セブンワークスさまの
現場の気密測定を行いました。

耐震性能を上げているためか
筋交いの量が半端ない。

それでいてリビングは
フラットで広い。

リビングは天井は
天井高で梁見せ仕様。

面材はモイス。
ジョイント部分には気密テープ。
外でしっかり気密が取られていました。

室内側の壁にメッシュ状の
スーパージェットファイバーを施工。
中にセルロースファイバーを充填。

その上にタイベックスマート(気密シート)
を貼った仕様。

 

セルロースファイバーの調湿性を
活かすため、冬は防湿、夏は透湿の
可変透湿気密シート(タイベックスマート)
を選択されています。

サッシは日本製のドレーキップ窓(内開き)。
樹脂トリプルガラス。

サッシ周りは気密テープにより
気密処理されていました。

リビングには大型スライディングが
配置されており

そこから見える風景は
建物に邪魔されない良い景色。
晴れ間でないのが残念でした。

床の断熱材はネオマフォーム。
100mm+25mmのやり過ぎ仕様。

 

剛床のジョイント、柱周りは
気密テープによる気密処理。

玄関周りは高性能 気密テープの
ユラソールで気密処理。

モルタルやコンクリにもしっかり
接着できるので重宝するようです。

ユニットバス下の断熱材は
気密テープとユラソールに
より気密処理。

さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。

C値 = 0.050cm2/m2 のウルトラ気密(0.1cm2/m2以下)でした。

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

それでは C値改善(隙間埋め作業)を
開始します。
大開口スライディングからの
漏気はありませんでした。

電気配線のCD管からも
漏気なし。

電気配線のまわりも

気密漏れなし。

玄関周りはテープが効いており
ここも気密漏れなし。

唯一改善した箇所は
天井から降ろしているCD管周り。
気密処理が手薄だったので
ウレタンで気密処理強化。

 

さて、C値改善後の
測定結果はいかに...。

でました。

C値 = 0.0cm2/m2 !!! (0.05cm2/m2未満)

 

正確には…

C値 = 0.041cm2/m2 のウルトラ気密でした。

気密処理を頑張った七山社長は
ほっとして、結果を撮影されていました。

 

C値改善により
αA(家全体の隙間面積)は
6cm2 → 5cm2 と1cm2 改善。

 

n値(隙間特性値)は 最高値の1.00。
隙間風が超入りにくい特性。
上記の結果は数回測って
同一の値が出ています。

 

いやぁ~ 完成気密の測定が
めちゃ怖いです(^^♪

気密測定

Posted by fok-rs