石川県かほく市で気密測定 2021/01/12
おはようございます
健太郎です。
1月12日は 石川県かほく市で
ほそ川建設㈱さまの現場の
気密測定を行いました。
現場は床暖房の施工中。
南面のサッシから明るい
光が差し込んでいました。
ここは三角形の中庭部分。
大雪後の測定ですが
中庭はそこまで積もってないですね。
2階の窓から見た景色。
雪景色も良いですが春になると
沢山の緑の木々が見れそうです。
断熱材は屋根・壁ともに
ウレタン吹付断熱。
サッシはYKKのエピソードNEO。
アルミ複合ペアガラス。
さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。
C値 = 0.43cm2/m2 の高気密でした。
表示は四捨五入により0.4cm2/m2。
それではC値改善(隙間埋め作業)を
開始します。
サッシ周りにコーキングを
入れて気密処理。
やはりサッシ周りは外せません。
玄関ドア周り、電子錠の配線穴も
コーキングで気密処理。
玄関ドアの下端をウレタンにより
気密処理。
柱周りをウレタンで気密処理。
ユニットバス下の
断熱材のジョイント部分を
ウレタンと気密テープで気密処理。
おっと …。あるあるですが
ユニットバス下の人通口の気密性が悪い。
ここの気密が悪いとお風呂も冷めやすいので
人通口まわりも気密処理しました。
最後は階段の踊り場部分。
外部収納になっている個所です。
ここも要注意で伝い漏れによる
漏気がありました。
さて、C値改善後(隙間埋め後)の
測定結果はいかに...。
C値 = 0.24cm2/m2 の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.2cm2/m2。
測定結果に気密処理を頑張った
監督さんはとても喜び、詳細を
指さしで確認されていました。
今回のC値改善により
αA(家全体の隙間面積)は
60cm2 → 34cm2 と
26cm2 の隙間が埋まりました。
n値(隙間特性値 範囲1~2)は
1.64 → 1.07と大幅に改善。
n値は 隙間の質(状態)を表します。
1に近づくほど隙間風が入りにくく
2に近づくと隙間風がガバガバ入る特性。
ゆえに 1.07はかなりの高レベルです。
これぞ、気密測定の醍醐味。
大幅に改善するとうれしいですね。