富山県氷見市窪で気密測定 2021/02/15
おはようございます
健太郎です。
2月15日は 富山県氷見市窪で
㈱ジュープラスさまの現場の
気密測定を行いました。
リビングは天井高の
梁見せ仕様。
サッシはYKKのAPW330。
樹脂ペアガラス。
サッシ周りは気密テープと
コーキングにより気密処理。
壁の断熱材はセルロースファイバー。
メッシュ状のシートに充填。
その上から気密シートを貼られた仕様。
セルロースの特徴は調湿性があること。
吸音性が高いこと。
いろいろ現場を渡り歩いてますが
吸音されているなぁ~と
体感があります。
屋根の断熱はEPS 180ミリ。
ジョイント部分は気密テープと
コーキングにより気密処理。
さて、チェックしていきます。
気密コンセントボックス内の
電線はコーキングされていました。
玄関ドア下端、基礎と土台の
取り合い部分もコーキングで気密処理。
玄関ドアはYKKのコンコード(引き戸)。
内外両方でコーキングを入れて気密処理。
引き戸は使い勝手が良いですが
構造上、どうしても気密が落ちます。
大工さんが天井の気密処理を
チェック。SF的なLEDライトで
確認されていますね。
さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。
C値 = 0.169cm2/m2 の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.2cm2/m2。
それではC値改善(隙間埋め作業)を
開始します。
給湯給水の配管まわりを
気密処理しました。
ここは下屋部分。
断熱材と梁の取り合い部分に
コーキングを追加。
ここは壁と屋根の取り合い部分。
壁の気密シートとEPSの
ジョイント部分にも 追いコーキング。
最近流行りの2階の床と
梁の取り合い部分(外周部)。
ここにもコーキングを入れて
もらいました。
見えますか?
縦のコーキング部分(返し)。
この返し部分が効くのです。
小一時間くらいC値改善(隙間埋め)
したでしょうか。
さて、C値改善後の結果は...。
C値 = 0.163cm2/m2 の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.2cm2/m2。
測定に立ち合いされた
お施主さまはとても喜び結果を
確認されていました。
今回のC値改善により
αA(家全体の隙間面積)は
28cm2 → 27cm2 と
1cm2 改善しました。
改善した数値は1cm2でしたが
実際はもう少し改善していると考えます。