石川県かほく市白尾で気密測定 2021/02/01
おはようございます
健太郎です。
2月1日は 石川県かほく市白尾で
ハンズスタイル㈱さまの現場の
気密測定を行いました。
現場は勾配天井+吹き抜けの
大空間のリビング。
ハンズスタイルさまで
採用率が高いアイアンの階段。
2階からの眺めは
こんな感じ。
吹き抜け部分がかなり
大きい設計です。
サッシはYKKのAPW330。
樹脂ペアガラス。
サッシ周りは気密テープと
ユラソール(高性能気密テープ)で
気密処理。
断熱材は天井がサーモウール(羊毛)。
壁の断熱材はパワーマックス。
その断熱材をタイベックスマート
(調湿機能付き気密シート)に充填。
シートのジョイントは
ユラソールにて気密処理。
ハンズスタイルさまでは
この現場からユラソールを
本格的に採用していくようです。
ユラソールは約6時間後に
粘着液が出てきて(化学反応?)
強力な接着力を発揮します。
お風呂周りのスタイロフォーム
もユラソールで気密処理。
換気のスリーブ周りも
ユラソールで気密処理。
玄関ドアまわりも
ユラソール。
さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。
C値 = 0.34cm2/m2 の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.3cm2/m2。
それではC値改善(隙間埋め作業)
を開始します。
給湯給水、排水まわりに
コーキングを追加。
玄関ドア下端から少し漏気。
隙間にコーキングを
入れてから
上からユラソールで
気密処理。
玄関まわりの基礎と土台の
取り合い部分もユラソールで
気密処理。
ユニットバスの給湯給水
配管周りから漏気。
隙間にウレタンを充填しました。
最近流行りの2階の床と
梁との取り合い部分を
ウレタンで気密処理。
さてさて、C値改善後の
結果はいかに...。
C値 = 0.28cm2m2 の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.3cm2/m2。
測定結果に気密処理を
頑張られた廣澤社長は
詳細結果を撮影されていました。
今回のC値改善により
αA(家全体の隙間面積)は
46cm2 → 38cm2 と
8cm2 改善しました。
n値(隙間特性値)は
1.35 → 1.28 と隙間風が
入りにくい特性に変化。
経年劣化に強いユラソール。
気密シート貼りの施工では
テープの選定はとても大事なことです(^^♪