岐阜県羽島市足近町で気密測定 2021/03/16
おはようございます
健太郎です。
3月16日は 岐阜県羽島市足近町で
㈱渡辺建設 プラスホームさまの
現場の気密測定を行いました。
現場はリビングを
広く取った間取り。
2階はバルコニーに繋がる
引き違いサッシから日が
差し込んでいました。
広く開放的なバルコニー。
サッシはYKKの
APW330。(樹脂ペアガラス)
サッシ周り、枠周りは
コーキングによる気密処理。
この現場から樹脂サッシに
切り替わるようです。
断熱材は屋根・壁ともに
ウレタン吹付断熱。
熱伝導率が λ0.026w/m・kの
高性能 硬質ウレタンです。
では、チェックしていきます。
間柱の取り合いは
気密テープによる気密処理。
梁のボルト穴はウレタンが
埋まっていました。
梁と梁の取り合い部分は
コーキングにより気密処理。
玄関の基礎と土台の
取り合い部分はコーキングに
より気密処理。
さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。
C値 = 0.15cm2/m2 の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.2cm2/m2。
それではC値改善(隙間埋め作業)
を開始します。
基礎パッキンの隙間に
コーキングを充填。
玄関ドアの電子錠の
線の周りから微細な漏気。
コーキングで埋めました。
玄関ドアまわりはウレタンで
気密を取っていましたが
気泡から漏気を感じたため
上から気密テープを貼って気密処理。
部屋の入角にも気密テープを
貼って気密処理。
2階の床と梁の取り合い
部分をウレタンで気密処理。
そうなってくると
2階の床のホゾ穴も気になります。
1つずつ気密テープを
貼って気密処理。効果的ですよ!
電気配線穴に
ウレタンを充填して
気密処理。
さて、C値改善後の
結果は...。
C値 = 0.13cm2/m2 の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
気密処理をがんばった監督さんは
とても喜び、結果を撮影されていました。
今回のC値改善により
αA(家全体の隙間面積)は
19cm2 → 16cm2 と
3cm2 の隙間が埋まりました。
n値(隙間特性値 範囲1~2)は
1.31 → 1.22 と隙間風が
入り難い特性に改善。
C値 = 0.13は ㈱渡辺建設さまで
新記録です。
気密Upの要素として
気密の良い樹脂サッシの採用。
積み重ねた気密処理の強化が
数値に反映されたと思われます。
完成気密がとても楽しみです(^^♪