福井県鯖江市丸山町で気密測定 2021/04/19
おはようございます
健太郎です。
4月19日は 福井県鯖江市丸山町で
㈱ナチュレホームさまの現場の
気密測定を行いました。
現場はきれいに清掃されてました。
南面の大型サッシから
日が差し込む明るい室内。
ナチュレホームさまでは
断熱材の充填前に測定するのが
定番になってきてます。(セルロースファイバー)
天井は気密シート貼りの仕様。
水を張ったような美しい施工です。
気密シート貼りで難しいのが
間仕切り壁の処理です。
壁内部は極力段差を作らず
フラットにする施工が理想。
段差は隙間を生む原因になるので…。
柱や筋交い周りはをコーキングと
テープを使って気密処理。
電線や配管は まとめ配管ぜずに
1本1本、気密処理。
剛床のジョイント部はテープで、
柱の立ち上がりはコーキングで気密処理。
ホールダウン金物や
筋交いの金物、果てはボルトまで
コーキングされていました。
絶対 気密漏れさせないぞ!という
迫力を感じます。
壁は外の面材で気密テープにより
気密処理し、室内側の柱や
間柱まわりをコーキングで気密処理。
玄関回りの基礎、土台、
気密パッキン、スタイロフォーム周りを
極太コーキングで気密処理。
断熱材は 屋根・壁・床ともに
セルロースファイバーの充填断熱。
気になる気密測定の
結果はいかに...。
C値 = 0.18cm2/m2 の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.2cm2/m2。
それではC値改善(隙間埋め作業)を
開始します。
ユニットバスまわりの
気密漏れは ありませんでした。
まとめ配管になりやすい
給湯、給水配管は
1本1本出して気密処理。
天井から下された電線1本が
気密処理されていませんでした。
コーキングで気密処理。
床から生えている?
電線にコーキングを追加。
コーキングはヘラで押さえ
密着させます。
気密テープが浮きやすい
天井にテープを追加。
気密シート貼りは
テープの浮きを許してはいけません。
徹底的に押さえました。
床のジョイントに
テープを追加して気密強化。
ここまでやって(90分?)
約1cm2の改善です。
なかなか上がりませんね~気密。
最後、下屋根に繋がる
梁と床の取り合い部分が
気になったのでコーキングを
打ってもらいました。
さて、C値改善後の
結果はいかに...。
C値 = 0.15cm2/m2 の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.2cm2/m2。
測定結果に坂井社長は
ほっとされた様子。
今回のC値改善により
αA(家全体の隙間面積)は
24cm2 → 20cm2と
4cm2 の隙間を埋めました。
n値(隙間特性値 範囲1~2)は
1.39 → 1.22 と隙間風が入りにくい
特性に大幅改善。
今回も気密の記録更新です。
どんどんハードルが高くなりますが
次回の記録更新が楽しみです(^^♪