石川県白山市荒屋町で気密測定 2021/04/24
おはようございます
健太郎です。
4月24日は 石川県白山市荒屋町で
㈱コンセプト建築設計さまの
現場の気密測定を行いました。
現場は家の正面に配置された
大型サッシから光が差し込む
明るい室内。
耐震性能を上げているためか
構造用合板が多いですね。
土間部分がめちゃ広~い。
ペレットストーブを設置する予定。
それでいて壁に自転車ラックを
取り付けるようです(壁掛け)。
自転車がカッコよく上下に
並ぶのがイメージできます(^^♪
それでは チェックしていきます。
断熱材は屋根・壁ともに
アイシネンのウレタン吹付断熱。
この現場には大きな吹き抜けがあり
天井は勾配天井の仕様。
サッシはYKKのAPW430。
樹脂トリプルガラス。
サッシ周りは気密テープ
により気密処理。
おっと大工さんがそのテープの
上からコーキングを入れていました。
炭○郎…!?
入隅のテープの浮きを
押さえるためにコーキングを
入れているようです。
ここは床断熱の現場。(床下が外扱い)
剛床のジョイント、柱の立ち上がりを
気密テープで気密処理。
床と壁の取り合い部分に
ウレタンを吹かれていました。
(ぐるっと室内1周)
一般的に…
剛床は壁の中に半分掛かるように
施工されます。
この取り合いから微量ですが
伝い漏れする可能性あります。
1階の床と同様に
2階の床(桁の取り合い部分)にも
同じことが言えます。
ここを気密処理すると
数値に反映されることが多いです。
吹き抜け部分は、柱・間柱の
取り合い部分を気密テープで気密処理。
極論を言いますと…
「木材のジョイントは信じるな」です。
言い過ぎ?
玄関ドア周り
基礎と土台の取り合い部分
床と土台の取り合い部分を
気密テープで気密処理。
それそれテープを使い分け
されていますね。
さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。
でました。
C値 = 0.0cm2/m2 !!! (0.05cm2/m2未満)
正確には…
C値 = 0.041cm2/m2 のウルトラ気密でした。
立ち合いされたお施主さまは
とても喜び、詳細を確認されていました。
αA(家全体の隙間面積)は
6cm2(3×2cm)。
n値(隙間特性値 範囲1~2)は
1.04ととてもレベルが高い。
ペレットストーブのある この現場。
真冬でも気密・断熱レベルが高すぎて
稼働率が低いかもしれませんね(^^♪