富山県高岡市志貴野で気密測定 2021/06/02

おはようございます
健太郎です。

6月2日は 富山県高岡市志貴野で
㈱清都コンストラクトさまの
現場の気密測定を行いました。

南面のサッシから日差しが
差し込む明るい室内。
大工さんが清掃されていました。

断熱材は屋根・壁ともに
ウレタン吹付断熱。

サッシはリクシルのサーモスL。
アルミ複合ペアガラス。

サッシ周りは気密テープに
より気密処理。
サッシ枠はもちろん、まぐさや窓台にも
しっかりテープが貼られています。

ここは床断熱(床下が外扱い)の現場。
床の剛床のジョイント部
柱の立ち上がりは気密テープにより
気密処理。

化粧柱の周りはコーキングにより
気密処理。徹底しています。

ここは筋交い周り。
筋交いを入れる前に気密処理されて
いることがわかります。

玄関回りは基礎と土台の
取り合い部分はブチル系のテープ。

 

スタイロフォームと基礎の
取り合い部分はコーキング。

間柱、管柱の取り合い部分は
気密テープにより気密処理。
施工箇所により気密部材を
使い分けされていました。

ユニットバス下の
スタイロフォーム周りは
ウレタンで気密処理。

 

結構な量のウレタンが
吹かれていたので聞いたところ
ウレタン業者に多めに吹いてくれと
お願いしたようです。

それでは、気密測定器で軽く減圧して
漏気がないかチェック。
怪しかった玄関回りは大丈夫でした。

化粧柱まわりの気密処理で
約2cmくらいテープが
貼られていない箇所を発見。
テープ追加して押さえました。

さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。

C値 = 0.081cm2/m2 のウルトラ気密(0.1cm2/m2以下)でした。

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

測定に立ち合いされた清都社長は
とても喜び結果を撮影されていました。

この現場の凄いところは
サーモスL(アルミ複合ペアガラス)で
0.1cm2/m2以下を出したところです。
自分の経験では出た記憶がありません。

n値(隙間特性値 範囲1~2)が少し大きいのは
サッシから集中して抜けていると考えられます。

 

推測では大工さんの腕が
サッシから漏気する量をカバーした
現場と言えるでしょう(^^♪

気密測定

Posted by fok-rs