富山県富山市豊若町で気密測定 2021/06/18
おはようございます
健太郎です。
6月18日は 富山県富山市豊若町で
オリバー㈱さまの現場の
気密測定を行いました。
この現場はオリバーさまの
分譲物件になります。
サッシの配置が良く
どの部屋も明るい。
サッシはYKKのAPW330。
樹脂ペアガラス。
サッシ周りはウレタンにより
気密処理。
この現場は ㈱アプト・シンコーの
耐震壁パネルを採用。
壁倍率を上げたく75ミリの
ピッチでとめてあるようです。
パネルの気密は外壁側を
気密テープでとめている模様。
断熱材はネオマフォーム。
天井の断熱材もネオマフォーム。
屋根側から気密テープを貼った
気密処理。
パネル工法で難しいのは
屋根の気密です。
実は今回、オリバーさまでは
はじめての気密測定。
さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。
C値 = 0.20cm2/m2 の超高気密でした。
さて、C値改善(隙間埋め作業)を
開始します。
勝手口の下端から
少し漏気あり。
ウレタンで埋めました。
サッシの下端から
若干の漏気。
ここもウレタンで気密処理。
柱と床の取り合い部分。
L字に気密テープを貼りました。
ユニットバスの下は
カネライトフォームによる基礎断熱仕様。
カネライトフォーム上端を
ウレタンで気密処理。
ユニットバス周りの気密処理は
お風呂を冷やさないためにも
やっておいた方がよろしいかと。
ホールダウン金物などの
金物まわりをウレタンで気密処理。
結露防止対策としてこれもお勧めです。
入隅、木材のジョイント部を
気密テープで押さえました。
ここは床断熱の仕様(床下が外扱い)。
柱周りをウレタンで気密処理。
床の断熱材で気密処理してあっても
柱周りから伝い漏れすることが
あるのでやった方が良いです。
さて、C値改善後の
測定結果は...。
C値 = 0.19cm2/m2 の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.2cm2/m2。
気密処理を頑張った次長さんは
とても喜び、結果を確認されていました。
いや ~ はじめての気密測定で
C値 = 0.19。
n値(隙間特性値 範囲1~2)は
最高値の1.00 と出来過ぎです。
n値は 1に近づくほど、隙間風が
入りにくいことを示しています。
特に屋根がウレタンでなくて
ネオマフォームの断熱だと
良い気密が出にくいです。
そういえば1度目の測定結果も
n値=1.00(最高値)。
このことから大工さんの施工レベルが
かなり高いと言えるでしょう。
数値を指さす手がウレタンまみれ。
写真に写ってませんが
社員さん8人でC値改善しました。
やる気のある会社はいいですね。
こちらも力が入ります(^^♪